- 14 10月, 2019
- Trek Performance Research
トレック パフォーマンスリサーチセンターの内部 科学で発明を支える場
トレックのパフォーマンスリサーチセンターとは、エンジニアらがバイクの物理学やアスリートの生体力学に関して最先端の実験を行うR&D ラボのこと。このラボから得られた意見や結果をもとに素早い開発が可能となり、ライドをより効率的でパワフルに、そして楽しくする革新的な製品が生まれている。
しかしここでは、白衣を来た面々がコンピュータの前に座っているわけではない。そこで、トレックの斬新なアイデアが形へと生まれ変わるこのラボを紹介しよう。ようこそ。
開発過程のあらゆる段階でアスリートから実際に使ってみたときのフィードバックを得てはいるが、テストで必要な測定値や分析方法は一つや二つだけではない。
ハイテクなセンサーやデータ収集装置を用い、各プロトタイプの性能を測定と比較している。
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ラボには、物体の動きをフル HDの5,000 FPSで捉える高速度カメラが設置されている。ボントレガーのライトの点滅パターンに至っては、30,000 FPSで撮影する。ただクールなだけでなく、実に便利なのである。写真のように製品の性能を接写することで、そうしなければ知る由もない、わずかな変更から生まれる大きな違いを見て取ることができる。
このパフォーマンスリサーチセンターは、製品の性能とアスリートの効率や快適さとの関係を研究する、最先端の生体力学ラボでもある。
生体力学エンジニアのカイル・ラス(そう、あのYouTubeのビデオでお馴染みの彼)が、EMG、フットスキャナ、圧力マッピングソフト、モーションキャプチャなどのツールを駆使し、大規模な研究を行なっている場なのだ。
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トレックのパフォーマンスリサーチラボをその目で見てみたい? それなら、ウィスコンシン州ウォータールーのトレック本社を訪れよう。水曜日または予約をすることで、無料の工場見学に参加できる。
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この記事を書いた人: Trek Performance Research
Trek may have been born in a barn, but it was raised on rocket science. Trek Performance Research is the driving R&D force behind developing the industry’s most innovative products.