愛犬と走ろう ウィスコンシン在住のマッシャー兼プロ冒険家が、犬たちの幸せと健康のためにバイクに乗る

愛犬と走ろう ウィスコンシン在住のマッシャー兼プロ冒険家が、犬たちの幸せと健康のためにバイクに乗る

ブレア・ブレイバマンは、スカンジナビアで冬のサバイバル術を学び、アラスカ氷河で犬ぞりガイドとして働き、テレビ番組『Naked and Afraid』に1シーズン参加し、イディタロッド・トレイル犬ぞりレースを完走。しかも、これら全てを33歳になる前に経験した。

先に出た経験以外にも、彼女はさまざまなことを達成していて、彼女の心はいつでも犬ぞりに惹きつけられている。彼女はウィスコンシン州北部にある、夫であるクインスの農場に引っ越すと、自分たちでチームを持ちたいと思うようになった。

6年後、彼女らに断りようのない申し出が舞い込む。犬ぞりレースから退こうとしていたマッシャー(そりの運転手)から、15頭の犬を引き継ぐチャンスが巡ってきたのだ。答えはもちろん、イエスだった。

以来、彼女らの人生は犬を中心に回っている。

Blair Braverman embraces one of her dogs after bikejoring with her Fuel EX
Blair Braverman smiles and hugs one of her dogs on a bike trail.

「いつも、犬と私たち、そして犬同士という犬の社会生活のことばかりを考えている」とブレアは言う。「チームのどの犬同士が仲間なのか、あるいは仲間でないのであれば、仲間に見えて実は敵なのかに注意しているの。仲良しの犬同士がいつも一緒になるようにしているわ」。

チームは、訓練中や現役を引退したあらゆるそり犬で構成され、どの犬も走ることへの飽くなき情熱を持っている。

しかし、季節が変わって気温が下がると、犬たちの体調を管理するのはより大変になる。積雪が少ないと、マッシャーや犬たちはスクーターや車輪付きのカートで訓練をすることになるが、彼らはオフシーズンでも常に犬たちの体調を保つ方法を探している。

それが、バイクを使った犬ぞり、バイクジョーリングだ。バイクジョーリングでは、マッシャーはそりの代わりにバイクに乗る。ブレアは、この新しいアドベンチャーにFuel EXを選んだ。

Blair Braverman rides her Fuel EX rides down a trail behind two of her dogs.

2020年後半から2021年にかけ、犬ぞりレースの開催が不確定となり、ブレアが何よりも健康を優先する中、彼女、クインス、犬たちは数年振りに、アラスカではなく中西部でトレーニングをする予定だ。彼女らは、ミシガン州、ミネソタ州、そして愛するウィスコンシン州を互いに繋ぐトレイルで、新たなアドベンチャーを行うこの冬を楽しみにしている。

そして、犬たちが走っている限り、彼女らは幸せなのだ。

「犬たちは何よりも走るのが好き。食事もハグもそれと同じくらいに好きだけど」と、ブレアは冗談を言う。「その喜びを彼らと共有できるのは、本当に素晴らしいこと」。

Blair Braverman smiles as she embraces one of her dogs.

このバイクジョーリングの旅は、ブレアの人生の冒険の断片にすぎない 詳しくは、彼女の著書Welcome to the Goddamn Ice Cubeを読んでみよう。

野心満々の冒険家ブレア・ブレイバマン流、人生を楽しむアドバイス

1. イエスと返事すること。

2. さまざまな経験を持つ人から学べるよう、どんな機会も受け入れること。

3. あとで自分には向いていないと決めることになっても、アウトドアでは新しいことにいつでもチャレンジすること。

4. 恐怖、不安、危険の違いを学ぶこと。

5. 自分の体や、限界に常に気を配ること。あなたの身体の感覚や状態は、あなたしかわからないのだ。

6. 大自然の中、たった一人で一夜を過ごしてみるのもいいかもしれない。一人で外で一夜を過ごすのは恐ろしいように思えるが、慣れてしまえば、アドベンチャーという新たな世界が開かれる。

Blair Braverman

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この記事を書いた人: Trek