ついに新型!Checkpoint 2022をグラベル大好きな望月が徹底解説! グラベルロードを徹底解説

ついに新型!Checkpoint 2022をグラベル大好きな望月が徹底解説! グラベルロードを徹底解説

【この記事は2023年5月20日に加筆・修正しました】

フルモデルチェンジを遂げたグラベルロードCheckpoint

こんにちは!  グラベルを愛してやまない、TREK Bicycle甲府店・望月です。

みなさま、お待たせいたしました。

ついにTREKのグラベルロードCheckpointがフルモデルチェンジを遂げました!

今回はCheckpointを3年乗り倒しているワタクシ望月が注目する、新モデルのポイントをがっつり解説します!

ちょっと今回の記事は長いですが、どうかお付き合いください。

直進安定性を増した、新たなプログレッシブジオメトリー

新型Checkpointは、直線の多いグラベルや林道を長く走ることを想定し、新たなジオメトリーを採用。

チェーンステー長が1cm、フレームリーチが2cm、ホイールベースが2.8cmが伸びました。

この新たなプログレッシブジオメトリーの採用で、直進安定性が増し、荒れた路面でも高速巡航が安定します。

ただ、実効トップチューブが2cm近く伸びているため、このままではハンドルが遠く感じます。

なので、ステムとハンドルのリーチをこれまでより短いものをアッセンブルして調整しています。

ステムは前モデルと比べて1cm短いものをアッセンブル。

ハンドルはSLとALRには以前ご紹介した、リーチの短いボントレガーの新型フレアハンドルを標準装備。

【新商品インプレ】グラベルバイクにピッタリなフレアハンドル入荷!

 

ケーブルがすっきり内蔵に

Émondaのようにヘッド部分にケーブルを収納。

ついにフロントブレーキホースもフォークの中を通るように。

ケーブルがほとんど見えないすっきりしたルックスを実現しました♪ カッコいい‼️

後述のバッグ類を装着した際に邪魔にならないという実用性も。

 

Checkpoint2022ではSLRグレードが登場!!

今までSL、ALRグレードしかなかったCheckpointにSLRグレードが新登場しました!

世界でグラベルバイク人気が高まり、グラベルを舞台にしたイベントやレースががんがん増えてきています。

有名なところではUnbound Gravel(元Dirty Kanza)や、日本でも開催されているGrinduroですね。

Unbound Gravelにはトレック・セガフレードの選手も出場しています。

キール・レイネン選手は今季でロードレースを引退し、来年からグラベルレーサーに転身するという熱の入れよう。

そんなプロ選手らが「もっとグラベルを速く走れるバイクを!」と言ったか言わないかはわかりません。

が、それを望むのは必然であり、最速のグラベルバイクをTREKが開発するのは自然の流れ。

というわけで軽量、高剛性でプロの使用にも耐えうるSLRグレードが登場したわけです。

 

パンク修理キットなどを収納できるダウンチューブストレージ

DomaneなどでおなじみのダウンチューブストレージがついにCheckpointに付きました!(SLRとSLのみ)

パンク修理キットやちょっとした補給食などをフレーム内部にすっきり収納できます。

Domaneで採用されたときから羨ましくてしょうがなかった機構だけに嬉しいですね♪

ドロッパーポストに対応

MTBではおなじみのサドルをレバー操作で上げ下げできるドロッパーシートポスト。

新型Checkpointはこれに対応しています!(SLとALRのみ)

ちょっとしたトレイルのダウンヒルや街乗りでの信号待ちなどでサドルを下げられて便利!

27.2mmのドロッパーが付けられます。

 

最大タイヤクリアランス45c

700cの場合、最大で45cの太さのタイヤを履けます。

前モデルはサイズによって最大サイズが異なっていたのですが、新モデルは全サイズで45c履けます!

45cもあれば日本のグラベルシーンで多いガレた路面でも対応できますよ〜。

ちなみに650bでは2.1インチまで装着可能。

 

衝撃吸収機構IsoSpeedは健在

シートチューブがしなって衝撃をいなしてくれるTREK独自の衝撃吸収機構IsoSpeed。

SLグレードでは前モデルと同様のリアIsoSpeedを搭載。

SLRでは新型のリアIsoSpeedをトップチューブに搭載しており、長距離のグラベルライドをサポートしてくれます。

地味におしりに優しく、縁の下の力持ち的な役目を果たしてくれる機構です。

ちなみに前モデル同様、フロントにはIsoSpeedはありません。

 

ボントレガーの新バッグ3種がスマートに装着可能

ボントレガーのハンドルバーバッグフレームバッグサドルバッグが新発売。

こちらも首を長くして待っていたアイテムです。ついに純正アイテムでバイクパッキングできるようになりましたよ!

フレームバッグはフレームにネジ(別売)ですっきりと装着可能。

これらのアイテムに関してはまた別記事で改めて紹介いたします。

 

フロントフォークのアイレットが3つに

SLとALRのみですが、フロントフォークのアイレット(ダボ穴)が3つになりました。

これで汎用品のフロントラックを装着して荷物をいっぱい運べるように!

いままで純正品でないと装着は難しかったので地味に嬉しい変更点ですね。

 

ProjectOneに対応

SLRグレードはTREKが誇るカラーオーダー、プロジェクトワンに対応!

自分だけのオリジナルカラーで好きなパーツ構成で最高のグラベルバイクが作れます。

まずはシミュレーション(ProjectOneシミュレーションサイトが開きます)でお試しください。

ちなみにProjectOneはフレームのみでのご注文も可能。

フレーム単体なら1〜2ヶ月でご納車できるカラーもございます。

詳しくはスタッフまでお気軽にご相談ください。

 

Checkpoint2022モデルのラインナップはこちら

■Checkpoint SLR 7 eTap ¥896,500(税込)

サイズ:49、52、54、56、58、61

カラー:Matte Deep Smoke/Gloss Olive Grey

OCLV700カーボン採用の最高グレードSLR完成車モデル。こちらのモデル以外はProjectOneでのご注文になります。

Checkpoint SLRはこんな方にオススメ

グラベルレースやイベントに出たい

グラベルをとにかく速く走りたい

自分だけのオリジナルカラーが欲しい

最軽量で最高級のグレードが欲しい

フレームだけ購入して今あるコンポをそのまま使いたい

■Checkpoint SL5 ¥379,500(税込)

サイズ:49、52、54、56、58

カラー:Satin Mercury/Satin Carbon Smoke

OCLV500カーボン採用のミドルグレードSLモデル。アドベンチャーライドを最大限楽しみたいならこのモデル。

Checkpoint SLはこんな方にオススメ

グラベルはもちろん、トレイルも走ってみたい

バイクパッキングでツーリングやキャンプを楽しみたい

リアキャリアを付けて自転車旅やキャンプを楽しみたい

太いタイヤで通勤通学したい

ロードバイクが欲しいが細いタイヤだと不安

■Checkpoint ALR5 ¥269,500(税込)

サイズ:49、52、54、56、58

カラー:Era White/Trek Black

コストパフォーマンスに優れたアルミのALRモデル。

Checkpoint ALRはこんな方にオススメ

初めてグラベルロードに乗る

バイクパッキングでツーリングやキャンプを楽しみたい

リアキャリアを付けて自転車旅やキャンプを楽しみたい

ロードバイクが欲しいが細いタイヤだと不安

通勤通学に使いたい

 

さらにカッコよく、さらに速く、さらに快適なグラベルロードへと進化した新型Checkpoint。

気になることなどありましたら、お気軽にご相談くださいませ!

この記事を書いた人: Earthling Interactive

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