音鳴り対策に!ディスクローターのカスタマイズ!! 試してみよう

音鳴り対策に!ディスクローターのカスタマイズ!! 試してみよう

こんにちは。TREK Bicycle静岡店、スタッフの冨田です。

今回はディスクブレーキローターのお話をさせていただきます。

 

ロードバイクにもディスクブレーキが搭載されるようになって久しいですね。

強力なブレーキの効き、天候に左右されない性能は素晴らしいものがありますが、その反面、リムブレーキではなかった欠点があるのもまた事実。

 

いくつかあるディスクブレーキの欠点の中でも気になるという方が多いのが「ローターの音鳴り」ではないしょうか。

ディスクブレーキの構造上、ディスクローターとブレーキパッドの隙間がかなり狭いので、ダンシングなどしてホイールや車体がたわむとシャンシャンする音が鳴りがちではあります。

リムブレーキであればワイヤーの張り具合の調整でなんとかなりますし、そもそも構造的にブレーキシューとリムが当たって音が鳴る、ということはあまりないです。

しかし、ディスクブレーキ、特に油圧ディスクブレーキになるとそういった調整はできないのである程度音鳴りに関しては我慢するしか無いのもまた事実・・・

 

\シャンシャンシャンシャン・・・/

「・・・いや、でもうるさいのはうるさい!」

 

私も現在、ディスクブレーキのMadoneに乗っていますが、やはりディスクローターの音鳴りは気になります。

そんなときに「ローターを交換するといいらしい」というウワサを聞きましたので、モノは試しに、というわけで交換してみました。

 

SHIMANO RT-MT800

先日発表されたシマノの新型アルテグラに採用されているディスクローターです。

厳密にはMTBで以前から採用されていたものになります。

先代デュラエースR9100の時から主に軽量化目的でディスクローターだけMTBのものを使用する、ということをプロ選手たちがしていたわけですが、新型コンポの発表に合わせて正式にロードにも採用した次第です。

 

従来のローターと比べるとフィン周りがガラッと変わりました。

こちらが従来のSM-RT800

そしてこちらがRT-MT800

空力効果・冷却性能は放熱フィンの大きい従来モデルが有利かと思われますが、RT-MT800もハードなブレーキングが多いMTBレースでも使われる物なので、その辺は抜かりないでしょう。

 

早速使ってみました

交換する前は下りでハードにブレーキするとしばらく音鳴りがしたり、登りなど、ダンシングしたりしたときにローターとパッドが擦る音が聞こえてきましたが、交換したらまったく、ではないですがかなり低減しました。

放熱フィンの面積が大きくないので、音が鳴った時に響くことも少なく、「まぁこれくらいなら許せるかなー」というレベル。

あと、個人的に従来のものよりもこちらのほうが見た目的に好きです。手裏剣みたいで。

Before

After

見た目にも若干の変化がありますね。

 

RT-MT800 160mm在庫あります!

自転車だけでなく、パーツの在庫も全然無い状況が続きますが、12/11現在、RT-MT800 160mmローターに関してはなんとか2セット分確保しております。(DURA-ACE(XTR)グレードのRT-MT900は納期未定です・・・)

気になる方はお早めに。

 

音鳴りに悩まされている方は、まずはディスクローターの交換をしてみてはいかがでしょうか。

 

静岡店 スタッフ 冨田

この記事を書いた人: Earthling Interactive

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