【初心者向け】ロードバイクにカスタムするべき5つのおすすめパーツ

【初心者向け】ロードバイクにカスタムするべき5つのおすすめパーツ

Giulio Ciccone - Photo Credits: @rossbellphoto

スポーツバイクに初めて乗ったときの感動は、乗り慣れるうちに少しずつ薄れてしまう。最近愛車にときめきを感じることが少なくなったと感じるなら、パーツのアップグレードがおすすめだ。

本記事では、ロードバイクのカスタムにおけるメリットや効果について紹介しよう。

 

愛車をカスタムすることのメリットは?

バイクをカスタムすると言っても、その内容はさまざまだ。

コストをかけずに手軽にできるものとしては、バーテープやタイヤのような消耗品を交換することが挙げられる。コストはかかるが効果や見た目の変化を実感しやすいのは、ホイールを交換することだろう。マニアになるともっと手の込んだカスタムをする人もいるが、ここではロードバイク初心者〜中級者がパーツを交換するだけで手軽にできるものに絞って話をする。

メリット1見た目をカッコよくできる

ロードバイクならバーテープやタイヤの色を変えるだけでも見た目の印象がガラッと変わる。また、ホイールをよりハイトの高いモデルに変更すると、見た目の迫力が増す。カスタムには見慣れた愛車のルックスをよりカッコよくする効果があるのだ。

メリット2性能アップにつながる

例えば、ハンドルバーをアルミ製からカーボン製に変えると軽量化によって走りが軽快になり、路面からの振動が和らぐことで乗り心地がより上質になる。エアロハンドルに交換すれば空気抵抗が低減され、高速巡航が楽になる。タイヤを替えれば、転がり抵抗が少なくなってより走りが軽くなったり、グリップ力が増してコーナーでの安心感が高まったりする。

つまり、上位グレードのパーツへとカスタムをすることで性能アップにも繋がるのだ。

メリット3愛車をいじる楽しみが味わえる

パーツの交換はもちろんショップでも可能だ。

しかし、タイヤやバーテープの交換などは、コツさえつかめば誰でも簡単にできる。自分の手で愛車をカスタムすれば、より愛着が増すのは言うまでもない。パーツ交換以外にもハンドルの角度やサドルのポジションを変更するなど、自分の手でバイクに触れて調整を行うこともある意味カスタムだ。

自分で手を加えたからこそ、より愛着が湧くだろう。

 

カスタムする際に気をつけるべきポイントは?

カスタムは服を着替えるように気軽にできるとは限らない。また、目的に応じてカスタムの方向性も変わる。カスタムするにあたって気をつけるべきポイントを紹介しよう。

パーツが自分のバイクに対応しているか

スポーツバイクには車種やメーカーによって様々な企画や独自の構造があるもの存在するため、カスタムしたいパーツが自分のバイクに対応しているかどうかは非常に重要だ。特に、以下の点には注意しよう。

タイヤ

太くする場合、リムブレーキのキャリパー、フレームのチェーンステーやフォークに干渉しないよう、付けられるサイズに限界がある。細くしたい場合も、ホイールのリム幅によって限界がある。

ハンドル&ステム

違うメーカーのものを組み合わせるとクランプ径(取り付け部のサイズ)が合わないことがある。Bontrager同士なら問題ない。

サドル

サドルレールの太さが変わるケースもある。多くの場合、シートポストのサドルレールを固定する部分を交換することで対応できる。

ホイール

ディスクブレーキにはディスクブレーキ用のホイール、リムブレーキにはリムブレーキ用のホイールしか付けられない。

不安があればショップに相談するのが安心だ。

どんなバイクに変えたいか

カスタムをする際に「どのようなバイクにしたいか」というビジョンが明確だとパーツ選びもスムーズだ。快適性を高めたい場合と走りを軽くしたい場合とではカスタムの方向性が異なることもあり得るからだ。目標別の代表的なカスタム箇所を以下に挙げる。

快適性を高めたい

タイヤを太くする、タイヤとホイールをチューブレスレディ化する、サドルを快適なものに変える、バーテープを厚手のものに変える、カーボンハンドルに変える・・・など

走りを軽くしたい

タイヤをレース向けのモデルにする、サドルやハンドル、ステムを軽いものにする、バーテープを薄手のものに変える、ホイールをアップグレードする・・・など

バイクの雰囲気を変えたい

バーテープの色やデザインを変える、サドルの色を変える、タイヤの色を変える、ホイールをディープリムのモデルに交換する・・・など

タイヤ

タイヤは唯一地面と接するアイテム。それだけに走行性能にも快適性にも大きな影響を与える。ホイールよりも低コストで走りをガラッと変えることができるおすすめのカスタム。

カスタムによって得られる効果
・太くする(=よりワイドなものにする)ことで快適性が向上する
・チューブレスレディ化することで快適性が向上する
・レース向けの軽量モデルに替えることで走りが軽くなる、グリップがよくなる

ロードタイヤの選び方

おすすめモデル:ボントレガー R3 Hard-Case Lite TLR ロード タイヤ

転がりの軽さ、グリップ力、トラクション性能、耐久性を高い次元で兼ね備え、レースやロードライドなど幅広い用途で伝えるTLR対応タイヤ。

転がり抵抗を軽減する独自のTR-Speed コンパウンドで軽快な走りを実現し、Hard-Case Liteによって軽さと耐パンク性能を両立。ボントレガーのTLR ホイール、シーラント、リムストリップと組み合わせることで、チューブレスでの運用も可能。低圧での使用が可能になり、転がり抵抗を増やさずにグリップ力を高めたり快適性を向上させることもできる。

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ホイール

走行性能や空力性能を大きく変えることのできるカスタムの定番。コストはかかるが、その効果は絶大。

カスタムによって得られる効果
・リムハイトを高くすると空力性能が上がり、平地の巡航がラクになる
・軽量なホイールにすると、加速が鋭く、登りもラクに走れるようになる
・カーボンリムホイールなら、リムハイトの高い軽量ホイールもあるので、トレードオフの関係になりやすい空力性能と軽さを高い次元で両立することも可能

おすすめモデル:ボントレガー Aeolus Elite 35 TLR ディスク ロード ホイール

軽さと空力性能をバランスよく兼ね備えた35mmハイトのOCLVカーボンリムを採用したディスクブレーキ用ホイール。

OCLVとはトレック/ボントレガーが誇る高度なカーボン製品の成形技術で、軽さと強度を高い次元で兼ね備えたリムに仕上がっているのが特徴だ。リムは外幅27mm、内幅19.5mmと広く、ロードバイクでスタンダードになりつつある28mm幅のタイヤだけでなく30mm、32mm幅など太めのタイヤとも相性がいい。付属のリムストリップトチューブレスバルブ、TLR対応タイヤを組み合わせることでチューブレス化も可能だ。

最初のオーナーには生涯保証が付いており、体重制限もないので、安心して使えるのも特徴。平坦での高速巡航も、登りでの軽快な走りも楽しめる守備範囲の広いホイールだ。

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サドル

サドルはライダーとバイクの接点のひとつ。自分に合うサドルは、快適性アップにつながる。より軽量な物を選べば、バイク軽量化によるパフォーマンス向上につながるケースも。

カスタムによって得られる効果
・快適性アップによりロングライドが楽になる
・自分に合うサドルを使うことで、ペダリング時にパフォーマンスが発揮しやすくなる
・軽量なモデルに替えることで軽量化につながる

ロードサドルの選び方

おすすめモデル:ボントレガー Verse Elite バイク サドル

最新の人間工学に基づいて開発され、ロードだけでなくマウンテンバイクにも向いているユニセックスなサドル。

座面中央に縦方向に溝を設け、軟組織の圧迫を最小限に抑えることで、快適性向上だけでなくパフォーマンスを持続することも期待できる。

重量と強度、振動吸収性を兼ね備えた軽量シェルに快適性を高めるフォームパッド、中空チタンよりも軽くて強いオーステナイト製レールを組み合わせ、快適性と軽さを両立。座面の幅は135mm〜165mmまで10mm刻みで4種類用意され、あらゆる体型のサイクリストをカバー。サドル後部にはBlendr アクセサリーマウントを用意し、リアライトをスマートに取り付けることもできる。

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ハンドル

ハンドルもライダーとバイクの接点のひとつ。交換することで快適性アップや軽量化につながる。形状が変わることで乗車フォームが最適化され、乗りやすさやパフォーマンス向上も期待できる。エアロハンドルは空力性能アップの効果も。

カスタムによって得られる効果
・カーボンハンドルに交換することで、振動吸収性アップや軽量化につながる
・エアロハンドルに交換することで、空力性能の向上につながる
・形状が変わることで乗車フォームの最適化やパフォーマンス向上

おすすめモデル:ボントレガー Pro IsoCore VR-CF ロードハンドルバー

通常のカーボンハンドルよりも路面からの衝撃を20%も和らげる「IsoCore」を搭載した、振動吸収性が高いハンドルバー。

ロングライドやグラベルライドにも最適であり、ハンドルバーには「EVA IsoZoneトップパッド」の装着が可能。バーテープの下に巻くことで路面からの衝撃をさらに緩和することができる。シャローフレアドロップとショートリーチデザインを採用し、あらゆるシーンでも握りやすいのも特徴だ。

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バーテープ

ハンドルでライダーが直接触れる部分にはバーテープが巻かれている。

バーテープは快適性や握りやすさを左右する重要なパーツであり、カスタムによって快適性やライド中の安心感、パフォーマンスの発揮しやすさなどに影響がある。また、色を変えることでドレスアップ効果も期待できる。

カスタムによって得られる効果
・厚みのあるものやゲル入りのものに変えることで、快適性が向上する
・薄いものに変えることで、ダイレクト感のある握り心地になる。手の小さい人はハンドルを握りやすくなる
・滑りにくい素材のものに変えることで、ライド中の安心感が高まったり、パフォーマンスを発揮しやすくなる
・色やデザインを好みのものに変えることで、愛車のイメージが変わる

おすすめモデル:ボントレガー Gel Corkハンドルバーテープ

このクラシックなバーテープは、天然コルクの昔ながらの握り心地に、ゲルの振動吸収能力を組み合わせ、快適な走りと定番のクリーンな外観を実現する。カラーバリエーションが多く自分好みにセレクトが可能。気分でハンドル周りをカスタムしよう。

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”通”っぽくみせるポイントは?

バイクのカスタムは、安全に走れるならどのようにしても自由だ。

とはいえファッションと同様に、良いカスタムも残念なカスタムもある。ここに気をつければ通っぽく見える、というポイントを紹介しよう。

色数を増やしすぎない

プロチームのバイクは、どこかスッキリしていてカッコよく見えるものだ。その理由のひとつに、色の使い方にある。

色数を増やしすぎないことは重要だ。白や黒を含めて全体で3色程度に抑えるとバランスがよい。たとえばバーテープならフレームやロゴに使われている色やそれに近い色のアイテムを使うとスッキリまとめやすい。バイク単体で見たときだけでなく、ウェアとの調和も取れていれば完璧だ。

バイクのキャラクターに合ったカスタムを

ロードバイクは得意とするシチュエーションによっていくつかのカテゴリーがある。登りが得意な軽量オールラウンダー、平地の高速巡航が得意なエアロロードなどだ。

例えばマドンのようなエアロロードには、空力に優れたリムハイトが高いホイールが似合う。エモンダのような軽量オールラウンダーにはセミディープ(ミドルハイトとも。リムハイト35〜50mm程度)のホイールが似合う。これはTPOを抑えるというファッションの鉄則のようなものだ。

ちなみに、マドンにもエモンダにも50mmハイトクラスのホイールは似合う。迷ったらこのタイプのホイールを選んでおけば、走行シーンも選ばず、コーディネートとしてもハズレが無い。

 

あなただけのオンリーワンバイクを

バイクをカスタムすることは、自分が乗りやすいバイクに変えることであり、自分好みのルックスにドレスアップするということだ。つまり、手をかければかけるほど、あなたのバイクはあなたの色に染まる。まずは手軽なところから始めていき、世界にひとつだけのオンリーワンバイクを作り上げよう。

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この記事を書いた人: Trek