【インプレ】新型カーボンホイール Aeolus Pro 49Vを使ってみた ボントレガーの人気カーボンホイールAeolus Proの新作が発売

【インプレ】新型カーボンホイール Aeolus Pro 49Vを使ってみた ボントレガーの人気カーボンホイールAeolus Proの新作が発売

こんにちは! TREK Bicycle 甲府、望月です。 

Aeolus RSL 37V(日本未発売)欲しいな〜と2年想い続けていたら……Aeolus Proシリーズの新作が、発売されました! 

Aeolus Pro 37VAeolus Pro 49Vです。 

 

Aeolus Pro 37V Disc TLRロードホイール 
フロント:¥149,900(税込) リア:¥179,900(税込) 

 

Aeolus Pro 49V Disc TLRロードホイール 

 

フロント:¥149,900(税込) リア:¥179,900(税込) 

 

わたくし望月、さっそく49Vを購入してグラベルロードCheckpoint SLRに装着し、250kmほど走ったので紹介していきます!  

 

Aeolus Pro 37V49Vの特徴をチェック!! 

まずは簡単に特徴をご紹介いたします。

 

OCLV NEXTカーボン 

リムの素材は次世代のカーボン製造であるOCLV NEXTサーモプラスチックカーボン素材を採用。 

もろく有害なエポキシ樹脂に代わり、より強靭なプラスチックポリマーを使用し、製造が容易で環境に優しい。 

振動を吸収してよりスムーズで速く、全体的にタフなホイールになっています。 

ちなみに、リムはメイドインUSA、組み立てもUSAです。とても頑丈なので体重制限はありません。 

 

 

新しくなったRapid drive Road 108ハブ 

リアハブの噛み合う箇所を通常の24から108まで増やしたRapid Drive 108を採用。 

おかげでペダルを踏み込んだ瞬間、瞬時に力がドライブトレインに伝わり加速します。 

カーボンリムによる剛性の高さと相まって、気持ちいい加速が味わえますよ! 

 

 

内幅25mmのワイドリム 

内幅25mmとリム自体がとてもワイド。 

これによりエアボリュームが増加し、乗り心地が向上。 

タイヤの地面との接地面が増し、グリップ力も向上。 

しっかり地面にくいつき、スムーズに転がるおかげで速いのです 

最近はもはやこれぐらいのリム幅が当たり前になりつつあります。

最初からTLR(チューブレスレディ)リムテープが装着されています。 

チューブレスバルブも同梱されているので、TLRタイヤさえあればすぐにチューブレスで運用可能。 

ちなみに、使用可能な最小タイヤ幅は28mmです。 

実測重量チェック! 左がフロント、右がリアです。 

こちらリムテープが最初から装着されていたので、それ込みの重量となります。

カタログ値だとフロント690g、リア865gですので少し重くなったものの、ほぼ誤差と言っても問題ないでしょう。

 

Aeolus Pro 49Vインプレッション 

使用タイヤ

今回はピレリのグラベルタイヤ Pirelli Cinturato Gravel H Tire 40cを使用。 

ピレリタイヤもお取り扱いございます!

舗装路は前3.0bar、後3.1bar、グラベルは前2.0bar、後2.1barで走りました。 

もちろんチューブレスレディで運用です。 

タイヤは40mmですが、装着すると実測44mmに。かなりのボリュームアップ! 

ちなみにAeolus Pro 49Vの「V」はボリュームの略です。 

 

空気圧の上限はホイールに書いてあります。 

 

ルックスが最高にカッコいい!! 

まずはルックスからチェック。 

どうですか、この見た目。 

やはりリムハイトが高いとそれだけで迫力満点ですね。 

今回はタイヤのボリュームも相まってさらに迫力が増していますよ。 

この見た目だけで49V選んでよかったと満足です笑 

もうカッコよすぎてリビングに置いて眺めながら生活したいのですが、妻に白い目で見られるのと娘の手がチェーンオイルまみれになるのは確定なのでやめました。 

ホイールのロゴはペイントやデカールではなく、製造時に成形されたもので軽量化にも一役買っています。 

光に当たるとわかる程度でしか主張しないので、どのブランドのバイクにも似合いますよ〜。 

 

ちなみにこちらがAeolus RSL 37を履いている状態。 
こちらがAeolus Pro 3V 
そしてこれがAeolus Pro 49V 

いままでも十分カッコいいな〜と思っていましたが、さらにカッコよくなって大満足。 

 

実走インプレ 

これまでAeolus Pro 3V(リム内幅25mm、前後1,575g)、Aeolus RSL 37(リム内幅21mm、前後1,325 g)を使用していましたので、その2本との比較も記載していきます。 
以下、Aeolus Pro 49V49VAeolus Pro 3VPro 3VAeolus RSL 37RSL 37と記載。 

 

平地 

漕ぎ出しはとても軽快。 

程よい剛性感で踏んでいてとても気持ちよく、スイーっと進みます。 

新型Rapid Drive 108ハブがいい仕事していますね。ロスなく、瞬時に加速しているのがわかります。 

加速感はRSL 37に匹敵するレベル。 

加速し始めはRapid Drive 108のおかげで49Vのほうが早いのですが、トップスピードへの到達はほんのわずかにRSL 37のほうが早く感じます。 

でもクセになる気持ちよさ。 

 

そして49mmハイトのおかげで平地巡航がラクです! 明らかにPro 3VRSL 37とは違う。 

貧脚のわたしでも30km/hを以前より維持しやすい笑。40cなのに。 

Rapid Drive 108ハブはかかりは良いのですが、減速しやすさが懸念事項でありました。 

49Vは減速しやすさもそこまで感じません。さすが新作。 

横風の影響は35mm37mmに比べると多少あるかな?といった感じですが、さほど気になりません。 

 

ちなみに49V28cタイヤを履いたときが最速になるよう設計されています。 

28cタイヤを履いたときは空力性能でAeolus RSL 51を上回り、速いというデータがあります。 

今回は40cタイヤですが、そのうち28cも試したいですね。かなり期待できそう。 

 

登り下り 

ヒルクライムは前後1555gという多少の重さもあり、そこまで楽ちんではないです。 

RSL 37を経験したあとだと、少し引っ張られる感はありますね。 

ただ、剛性の高さもありダンシングでグイグイ進む気持ちよさは味わえます。 

下りはワイドリムのおかげで安定感ある下りが楽しめます。 

 

 

グラベル 

グラベルは、このホイールの真骨頂を発揮するシーン。 

25mmワイドリムのおかげでエアボリュームたっぷり。低圧でタイヤを運用することでグリップ力が高まり、安定感バツグン。 

グラベルの上りでもトルクをかけすぎず、じわじわ回すことでしっかりタイヤがグリップし、安定して走れます。 

グリップが安定して走れるということは、ポンポンタイヤが跳ねたりしないので結果的に速く走れる、ということです。 
わたくし、以前は軽さを求めてRSL 37をグラベルで運用していましたが、やはり25mmの乗り心地と安定感が忘れられず、ここ最近はPro 3Vばかり使っておりました。 
25mmワイドリムでのグラベル、本当に気持ちよく走れて楽しいんですよ。 

 

乗り心地の向上は、う〜ん少し良くなったかな?とは思うものの、Pro 3Vがもともと良かったので正直そこまで感じられません笑。 

乗り心地はホイールよりもタイヤの性能によるところが大きいですね。 

 

 

Aeolus Pro 49Vまとめ 

49Vを使った感想をまとめると 

見た目がカッコいい 
・見た目とは裏腹に軽快でグイグイ進む 
・平地巡航がラク  
・グラベルの安定感、気持ちよさはピカイチ 

といったところです。 

正直、グラベルメインで使うなら49VよりAeolus Pro 37Vのほうが日本では向いているのでは、と思います。 

日本のアップダウンばかりな山岳・林道グラベルシーンを考慮すると49Vより105g軽量でヒルクライムがラクになるからです。 

ただ、スポーツバイクは見た目もとても重要なファクター! というわけで私は49Vをチョイスしました。 

平地巡航も気持ちいいですしね。 

もう見た目だけで満足ですが、性能もバツグンなので大満足です 

 

Aeolus Pro 37V&49V28c以上のタイヤを履くすべてのバイクにオススメです。 

ぜひ太めのタイヤを履いて乗り心地と軽快な走行性能の高さを感じてみてください。 

完成車付属のいわゆる鉄下駄ホイールからAeolus Pro 37V&49Vに替えたら羽が生えたような軽快さに感動すること間違いなしです。 

 

 

カーボンホイールは破損が心配……大丈夫です、2年保証があります! 

 

 

たしかに高性能なカーボンホイールは欲しい……でも破損したら……と不安な方もいると思います。 

しかしボントレガーには、カーボンケア・ホイールプログラムというカーボンホイール保証サービスがあります。 
購入から2年以内であれば、走行中に起こった不慮の事故によりホイールを破損されてしまった場合に、新品のホイールと交換または修理させていただきます。 

※条件: ファーストオーナー(購入証明のレシートなど必要)、購入より2年以内 

※アルミリムは対象外です。 

ぜひ安心して、ボントレガーのカーボンホイールをご使用ください。

 

 

私が記事を書きました!

甲府店 望月 

この記事を書いた人: Trek

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