こんにちは、名古屋店の羽田です。先日、新しく家族の一員となったDomane AL 4 のAdrian と共に台湾一周7日間の旅から帰って参りました。
台湾一周レポートを前編・後編の2本立てでお送りします。
今回の旅行の為にGoProまで買って準備万端!だったのですが、帰国後にGoProをチェックしてみたら動画が全く撮れていなかったという予想外のへまをしてしまい、かなり意気消沈しております。
でも台湾一周に関しては様々なブログやYoutubeでも情報がたくさんあると思うので、こちらではサラリとご紹介させていただければと思います。
私が行ったのは、2月11日~17日の7日間。ちょうど旧正月の頃と重なり、ちゃんとしたレストランやショップなどは閉まっていることも多いので果たして旅行的には正解なのか?と心配でしたが、その時期にしか見られないお祭りなども見ることができ、私としては正解だったと思います。
今回使ったのは、チャイナエアライン。自転車をノーチャージで預けることができ、また取り扱いも丁寧とのことから選びました。
たった数時間の飛行時間なのにお食事まで出るのはびっくり。とはいえサイクリストにはどんな機内食でも少ないので、初日は空港に到着してからすぐに空港内のレストランで2度目のランチを頂きました。
1日目 New Taipei Industrial Park~新竹 (81.1km,+415m)
昼過ぎに桃園空港に到着し、TREKで調達した段ボールからDomane を出して組立てを。到着階と同じ1階にペリカン便があり、そこで段ボールを預かってくれるとの事前情報があったのでカウンターに向かいましたが、なんと7日間でNT2245(約11,500円)
もっと小さく折りたためば安くなるのでしょうけど、箱があまりにも情けない状態になるのも不安だったのでそのままお願いしてしまいました。これに関してはもっといい方法があるのかもしれません…。
また、ここで一度自転車を組み立てても、空港内は自転車でそのまま移動ができないのです。
MRT(電車)に乗るにも他の交通機関を使うにせよ、もう一度輪行袋に入れなくてはなりません。
だから皆さん箱のまま台北市内のホテルに向かうのね…と改めて納得。因みに空港線MRTの荷物置き場はとても狭いので、両輪外し縦型、もしくは横型でもハンドルバーを下にして縦にするなどした方が周りにも迷惑をかけません。(日本と同じですね!)
この日は距離的にも短いので4時間もあれば宿泊地の新竹に到着するでしょう…と思っていたら、通過した三峡老街と大渓老街が一大観光地ということもあり、特に前者はピーク時の小田急線や山手線よりもひどい混雑状況で全く前に進めません!
三峡老街の有名な赤レンガの街並みをたくさん撮るぞ~!と意気込んでいたのに、カメラに収まったのは人々の頭だけです。
※Stravaアカウントをお持ちの方は上のリンクをクリックして頂けるとコースの詳細や画像などいろいろとご覧いただけます。
お勧め観光スポット(ただし旧正月以外)
1)三峡老街
写真では空いている時を撮りましたが、実際はこの倍の密度、ここは最盛期の竹下通りですか?という感じでした。名物の三峽金牛角を注文してみるものの、食べることまでがまるで戦闘のトレーニングでもしているかのような苦しさ!人混みが本当に苦手なので泣きそうでした。
またこの中にはGiant storeもあって営業をしていたのですが、やはりかなりのお客様の数で入る気力が残っていませんでした。でも三峽老街は本当に素敵な場所なので、閑散期だと楽しめると思いますよ!
2)大渓老街と大溪橋
実は一番楽しみにしていた大溪橋!
マイナーな観光地なのか新竹で途中一緒に走った台湾の方もここのことを知らず、おかけで人も少なくてゆったりした時間を過ごすことができました。
夜はストリートパフォーマーや小規模ですがストリートヴェンダーも出ていて、ロマンティックな雰囲気♡
2日目 新竹~嘉義(196.4km.+331m)
この日は距離はそこそこあるものの全く登りが無いので楽勝でしょう、と思っていたら、お昼につまんだ物に当たってしばらく道端でのびておりました。
日本から持ってきた胃薬で復活できたものの、後輪のスローパンクも響いて本来のスピードが出せません。こうなったら、のんびり景色を楽しみながら走れってことですか。
食あたりになる2時間ほど前、前を走っていた早い方と暫く一緒に走らせていただきました。奇しくもなんと私と同じMadone乗り♡
今回唯一速いな、と思ったサイクリストがMadone乗りだったのは本当にうれしいです♪この方は高雄在住の台湾の方で、なんと3日で環島を終え、この日は台北から高雄に戻る途中とのこと。2時間ほど走ったところで休憩を取ろうということで、道端のスタンドに立ち寄りました。
むむむ、これはもしやタニシ???流石にこれはオーダーしませんでしたがこの時はイカボールにスイートポテトのフライ、そして粽に絶対に食べないだろうと思われていた臭豆腐まで食べ、先に進むことにしました。
が、その30分後から体に異変が起こり、また信号に何度か私だけ引っかかっているうちに彼はどんどん先に行ってしまい…。私が遅れたら絶対に待たないで、と約束してもらっていたので、薬を急いで飲んでしばらく休憩をとった後、再度一人でのんびり進むことにしました。
3日目 嘉義~高雄(130.9km, +74m)
この日は台湾第二の都市の高雄を含め何か所かじっくり観光をしたかったので、距離も短めに。環島ルート1を外れ、自分でひいたコースを走ったら笑えるようなグラベルだったりして大いに楽しめる一日でした。
楽しみにしていた安平のランタンフェスティバルは、ここも物凄い人ごみの為に1時間半滞在しただけでそそくさと退散してしまい…。旧正月の頃はショップが閉まっているから、というよりも人混みがすごいので観光にはお勧めしないのかもしれません。でもこの日はまさかのQOMも一つとれ、個人的には台湾観光も含め、一番楽しめた日でした。
絶対に外せないお勧め観光スポット
1)後壁
台湾の代官山!とまでは言わなくとも、素敵なカフェやレトロかわいいショップが立ち並ぶ、とてもチャーミングな町。偶然にも旧正月を祝うパレードもここで見ることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
2)老塘湖藝術村
どこを撮っても写真映えする雰囲気の、田園の中の小さな公園。コスプレして写真を撮られている方が大勢いらっしゃいました。
3)安平老街
オランダ統治時代に造られた、台湾最古の商店街。どこを撮っても最高に素敵な町なんですが、この時期は観光客の数が多すぎて本当に疲れました。
因みにここでAdrian の写真を撮っていたところ、自転車大好きなおじさまにつかまってしまい、お互い言葉が通じないのに30分も自転車談義をするはめに。イケメンバイクと一緒にいるとやたら声を掛けられるので大変です。
4)蓮池潭
環島で二つある難所のうちの一つ、寿峠越えの日!とワクワクしていたのですが、間違って手前の方の道で曲がってしまったら500m程の緩い上りしかなく、正直拍子抜けしてしまいました。おまけに途中でコンビニや道の駅(日本語で書いてあったんです!)などもあったので、やはりちゃんと走るならクネクネした方の道を通った方が良いと思います。でも下りは最高のダウンヒルが楽しめました。
また、東側は休息所の数も少ないので燃料切れに注意を!とよく言われましたが、3,40kmおきにコンビニはあるので正直そこまで心配しなくていいと思います。
海岸線沿いにはこのような不思議なオブジェがたくさんあり、初めの頃はいちいち全て止まって写真を撮っていたのですが、そのうち疲れてしまいました…。
お勧め観光スポット
1)多良観光車站
9号線を北上していくと左側に見えてくる大勢の人と急な登坂。体感16%ほどの坂を上っていくと、昔は駅として使われていた小さな公園があります。NT10 (約50円)の入場料を払い中に入ると、少ないながらも質の高いフードスタンドやお土産屋さんが並んでおり、ちょっとした一休みにいいです。(そこに行くまでが!って声が聞こえてきそうですが… 笑)
前編はここまで。
4日目までも濃い旅になりましが、5日目以降もいろんなことがありました。後編でお話しさせていただきます!また、最後には台湾一周に関する、大事なトイレ事情など、分かりやすくまとめた台湾情報もアップしますのでぜひご期待くださいませ!
後編もお楽しみに!
この記事を書いた人: Trek
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