みなさまこんにちは、須磨店の房野です。
いつもTrekBlogをご覧いただきありがとうございます!
房野は前回のÉmonda ALR 5の紹介ブログでも書かせていただいた通り、一人で明石や三宮に行って帰ってくるゆるポタ、ボッチライダーでした。
そんな房野も「アワイチいいなあ、私もロング走ってみたいなあ」などとぼちぼち思っていたのですが、須磨店スタッフの中條に「房野、アワイチ挑戦しようぜ!」と誘ってもらい、挑戦を決意しました。
愛車ちま号を乗り始めてはや9ヶ月。六甲山や鷲羽山など、挑戦してきましたがそれでも60km程度。100km越えは今までなかったです。
佐藤店長と多田さんに「アワイチ挑戦します」ともはや走り切った顔で報告した際、「タイヤだけでも変えとけ」と言われたのでボントレガーのR4のタイヤを履かせました。
【アワイチ挑戦当日】
当日は9時にアクアイグニス淡路島の駐車場に集合でしたが、渋滞などに巻き込まれた方が何名かおり、10時過ぎ出発になりました。
9時に友人の車で着いていた房野はサポートカーの方に「房野です。途中離脱で絶対お世話になると思いますのでよろしくお願いいします」とニタニタ顔で伝えに行ったら、車で送ってくれた友人に「そんなこと絶対に許さない」と真顔でいわれて、海の写真撮っている場合じゃない、と1人で焦っていました。
↓海綺麗とこの時周りの景色を見る余裕があった房野。
↓同じバイク同士で写真撮影。
今回は房野、須磨店スタッフ中條、中條の友人7名、サポートカーの方1名の計10人での挑戦になりました。
10時過ぎになり出発したのですが、ゆるポタと聞いていたのですが「早いな?」と思い、サイコンをみたら30kmと出ていました。 はち切れそうな足を必死で回していました。
この時には100kmで離脱かな……など遠い目をしながら走っていました。
信号がなかったら房野はここで離脱していました。
周りの方の声援もあり何とか1つ目の休憩所コンビニに到着。
大体20km地点にありました。
みんなは次は山だと、ワクワクしている中で房野は無心で稲荷ずしを頬張っていました。
↓みんなでワイワイ食べている中、いけるかなあと背中が丸くなっている房野(右下)
↓サイクリストにはありがたい、サイクルラックもありました!
そろそろ出発となったとき、1人が「俺先でるわー」と言って用意を始めました。その方と一緒に房野も先に出ました。
「俺坂苦手なんだよね」と言われ、救世主と思っていたのですが、水仙郷を上るところで一瞬で置いて行かれました。そうだよなあ、みんなの遅いよ!は房野の早いよ!だよなあと思いつつ死ぬ気で上りました。
坂の上には先に行っていた方がおり、「これと同じくらいきつい坂があるよ」と軽いノリで言ってきました。涙が出そうでした。
でも水仙郷を下ったところの海はとても綺麗でした。
↓とりあえずここで写真を撮っていれば間違いないといわれ、震える足で撮った写真。
向かい風にやられながら、土生待合所にたどり着きました。
後から出た組はパンクなどでトラブルがあり、少し待つことになりました。
この時点で60kmほどだったと思います。
ちなみに房野は Rapha で全身をそろえていたのですが、疲れすぎてこの場所に初めて使った Rapha のグローブを置いてきました。
半日限りのグローブでした。後から気づいたため諦めました。
↓房野とRapha、可愛いしショーツも快適でした。グローブをつけている最後の写真になります。
空腹の中漕ぎ続け、福良の道の駅につきました。
「さっき会ったね」と同じロード乗りの人に声を掛けられながら海鮮丼を食べました。
ここで80kmほど。 ランチ価格だったので1700円でお魚も新鮮でした、さすが淡路。
↓サーモン親子丼!疲れた体にしみました。
↓同行していた写真家の方が撮った写真!上手すぎてあたかも自分が撮ったように載せます。
パンクやトラブルが続き時間がない!と迂回になっていたためショートカットのコースになりました。
一番山場のきつい部分をカットできた喜びとここまで来たらしっかり1周したかったなの思いでせめぎあっていましたが、ショートカットしたら全長100kmになり、残り20kmだと聞き狂喜乱舞しました。
福良を出てから、「もう山ないからね」、「これは丘だよ」と言われ続け、挙句の果てには「下ハンドル持ったら、もはや坂も平地」と謎の言葉をかけられ「嬢(房野のあだ名)頑張れ!」と掛け声の中、必死に走り続けました。
↓こんな綺麗な写真も撮ってくださっていました!ありがとう!
↓山の上で放心状態になりながらも、ブログと思いながら撮った写真。
そして20km進み、ローソンに到着。エネルギーチャージにどら焼きを食べました。
↓ゴールどこと思いながら、とりあえず撮った写真。
あ、あと何キロですかっと聞くと「50km」と笑顔で返してくるみんな。
サイクリストの数kmは信用してはいけないと感じた瞬間でした。
「リアルにあと30kmないよ」
と、ここのローソンで言われ、「へぇ、もうちょっとだ」と思えた房野、成長を感じました。
最後は、各自のペースで走り、猛スピードで力を出し切る方など、私は景色を見ながら、無事ゴールいたしました。
全長140km。房野にしては長旅中の長旅でした。
↓アクアイグニスの壁で。カラフルで綺麗!みんなありがとうございました…!
自身初の140km無事完走いたしました。
今回気づいたことは、タイヤ変えるだけで全然違う。
R4を使用していたのですが、本当に絨毯の上を走っているようで振動や柔らかさが全然違いました!
そして何より、みんなで走るって楽しい。一人で走ることが多かった房野ですが、声掛けや励ましのおかげで走り切ることができました。 1人だったら絶対無理だったなと本当に思います。
終わった瞬間はもう絶対にアワイチなんて、と思っていましたが、次の日には乗りたいとなるこのマジック。サイクリストあるあるだと思います。
挑戦されたことがある方もない方も是非走ってみてください。
また、長距離なんて…と思われている方も、絶対無理だ。の太鼓判を押されていた房野が走り切ることができました。皆様もぜひ足を運んでみてはいかかでしょうか。
以上、集団走行初心者房野、アワイチへゆくでした。
今回使用したバイク&おすすめパーツ
この記事を書いた人: Trek
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