私たちは世界中で愛される
スポーツバイクブランド
世界中で愛されるスポーツバイクブランド、トレック。
スピードを極めるロードバイク、山を駆け巡るマウンテンバイク、街乗りや通勤・通学に最適なクロスバイク、最先端の電動アシスト付きスポーツ自転車e-bikeなど、そのラインナップは多岐に渡る。
全てはこの赤い小屋から始まった
創業
1976年のある日、「アメリカでは高品質な国産バイクがまだ売られていない」と気付いた一人の男がいた。トレックの創業者 ディック・バークだ。彼はアメリカ・ウィスコンシン州のさびれた赤い小屋で、小さなビジネスを始めた。
創業時の社員はたった5名。ディックはこの小さな会社を『TREK』と名付けた。旅や冒険を連想させる「トレッキング」が語源だ。こうして始まった小さな町工場は、今や世界中でバイクを販売し業界をリードするトップカンパニーとなった。
高性能のプロダクト
トレックはいち早くフレーム素材にカーボンを採用したことで知られる。元航空宇宙エンジニアの社員が、その技術をバイクにも活かそうと開発に着手したのが始まりだ。そしてOCLV（Optimum Compaction Low Void）カーボン製造技術で特許を取得、バイク開発の歴史を大きく動かした。
トレックはアルミも妥協しない。高水準のアルミ溶接技術「ハイドロフォーミング」を用い、アルミの特性を最大限に活かしたバイクを開発。アルミバイクは今でも、カーボンバイクと双璧を成す主力製品だ。
そして今日も、さらなる高性能を目指してトップ選手による過酷なテストと開発が行われている。プロダクト開発に終わりはないのだ。
Tour de France 2022 - 109th Edition - 13th stage Bourg d'Oisans - Saint Etienne 193 km - 15/07/2022 - Mads Pedersen (DEN - Trek - Segafredo) - photo Nico Vereecken/PN/SprintCyclingAgency©2022
最高のバイクを最高の舞台で
2000年代は、世界最高峰のレース「ツールドフランス」をトレックが席巻した。2010年からは自社チームを保有し、選手に最高の機材を提供しフィードバックを得ている。こうして共に戦うことで、最高のバイクを作り上げているのだ。
2019年にはバイクカンパニーとして初めて女子ワールドツアーチーム「Trek-Segafredo Women」を設立。UCIに先駆けて男子チームとの給与格差を是正し、男女同等のサポート体制を構築。未だ発展途上の女子ロードレース界の地位向上に取り組んでいる。
トレックを支えたヒーローたち
トレックは自転車界のヒーローたちと共に、最高の製品を作ってきた。
“ランス・アームストロング”ーーー忘れたくとも忘れられない名前だ。彼の勝利への執念、それに伴う細かなフィードバックがTREKの開発チームに与えた影響は計り知れない。彼と戦った日々なくして今日のトレックは存在しない。好むと好まざるとに関わらず、彼は間違いなく我々のロードバイクの開発に大きく貢献したのだ。
マウンテンバイクのヒーローは”ゲイリー・フィッシャー”。マウンテンバイクの生みの親とも呼ばれる伝説的な人物だ。1994年トレックに加わり、新たなホイールサイズ規格29erを発案し定着させるなど、独創的なアイデアで業界をリードし続けた。
全ては地球と社会のため
サステナビリティ
環境に優しい自転車であっても、環境負荷は生じている。深刻化する気候変動に歯止めをかけるため、トレックは「環境負荷を減らすため私たちが注力する10の分野」として具体的な取り組みを行っている。それらが評価され、2022年には米TIME誌の「世界で最も影響力のある企業100選」に選出された。
World Bicycle Relief（WBR）
「自転車で世界を変えよう」ーーートレックはそんなスローガンで寄付を募っている。よりよい世界の実現のためには、実際に行動を起こさねばならないからだ。そして2022年には約2億円分の自転車をNPO団体「World Bicycle Relief」を通じて発展途上国へ寄贈。バッファローバイクと呼ばれるそのバイクは、人々の暮らしの足として役立ち、ひいては彼らの国の発展に大きく寄与している。
