【名古屋】1泊2日で名古屋 ⇔ 舞鶴、鯖街道自転車旅 舞鶴を目指します

【名古屋】1泊2日で名古屋 ⇔ 舞鶴、鯖街道自転車旅 舞鶴を目指します

こんにちは、名古屋店の羽田です。
先日、1泊2日で名古屋⇔舞鶴間を往復して参りました。
本当の目的地は伊根の舟屋だったのですが、生憎の天気でそれは断念。しかし前から気になっていた鯖街道を走ることができたのは本当に良かったです。

1日目

ライド前夜にサイコンに転送しておいたはずのマップを開こうと思っても、画面に出てきません。
45分ほど格闘したのですが何も変わらず、時間だけが刻々と過ぎていきます。朝7時出発の予定が気が付けば8時半に。
仕方ないので、ナビゲーション無しでスタートすることになりました。やはり仕様書はちゃんと読まないといけませんね、と一人反省。

サイコンに向かって”Maizuru” “Maiduru” “Maitsulu”といろいろ話しかけてみますが、出てくるのは”Hotel Mystays”など関係ない所ばかり。
長浜に近い”Odani Castle Sengoku History Museum” と話しかけてみたら反応をしたので、とりあえず自動的に引いてくれた道を行くことにします。

どうせメジャーで走りやすい道ばかりなのだろうな…と思っていたら、意外や意外。こんな感じの農道も案内してくれました。

地図で調べてみると、小浜と京都を結ぶ”鯖街道と名の付く道は何本かあるようですが、行きは熊川宿などがあるメインの鯖街道を、そして帰りはおにゅう峠のある方の鯖街道を通ってみました。

ちょっと前までおにゅう峠のある方は一部グラベル区間だったので普通のロードだと難しかったようですが最近になって完全舗装化されサイクリングには最高に適したルートとなりました 

舞鶴の赤レンガパークにて。周辺には美味しそうなカフェやショップに歴史を感じることのできるトンネルなどもあり、観光にはもってこいです。
いろいろと見て回っていたら、宿の到着が19時半となってしまいました。
21時には閉まってしまう「若の湯」にギリギリ滑り込むことができ、その後はビールと海鮮丼でまったりした時間を楽しみました。

登録有形文化財にもなっている「若の湯」。レトロな雰囲気の商店街の中に佇む、昭和な雰囲気の銭湯です。

2日目

AM6:00には出発する準備も整い、いざ伊根へ!と思っていたのですが外は生憎の小雨。
天気予報によるとお昼ごろまでずっと小雨予報だったので、今回は大人しく名古屋に帰ることにします。

しかし!「小雨」予報というのに途中でバケツをひっくり返したような大雨に襲われます!!しかも、なかなか止まない!!!
雨が少し収まったら少し進みを繰り返しているうちに青空が見えてきたので、まずは「道の駅若狭おばま」を目指します。

四か所のコンビニで計2時間ほど雨宿りをした後に見えてきた青空。

メインの通りをちょっと横に入るとこんな素敵なビーチもあって、もっとのんびりしたかったです。

鯖好きの私にとって、「道の駅若狭おばま」は絶対に外せない場所かもしれません。おつまみ的なピタサンドから人気の炙り鯖寿司にあらゆる種類の鯖缶…。お買い物目的のみで今度名古屋から自転車で来てもいい!と思うほど、見ているだけでも楽しい食材やアイテムがいっぱいでした。

道の駅を出ると、おにゅう峠を通過して20キロほど走っても何も食べる所はありません。峠につく頃がちょうどランチタイムになりそうな場合は、道の駅でハーフ炙り鯖寿司と生どらやきを買って山頂で景色を見ながら食べるのがお勧めです。

雲海や紅葉の美しさで有名なおにゅう峠ですが、サイクリストの間で有名なのは上りのきつさ。
画像は舞鶴から名古屋までの勾配を示した図になりますが、福井県側の小浜駅からおにゅう峠の21.6kmだと846mのちょっときつめの上り、滋賀県側のマキノ駅からだと50.7kmで990mのだらだらとした上りになります。

ヒルクライムが何より嫌いな私はできば避けたい場所ですが、逆に紅葉のピークに有名どころを避けるのもサイクリスト失格と思い、チャレンジしてみました。 

走り出すとすぐ右手に見えてくる巨大な壁画。ここまでは上っていることにも気が付かないほどの緩やかな勾配で、のんびりとした景色を楽しみながら進むことができます。その後はただひたすらと続く上りですが思っていたほどの急勾配もなく、気が付けば終わっていた、という感じでした。

楽しみにしていたおにゅう峠

おにゅう峠がなぜ平仮名なのかを現地の方に聞いたところ、「おにゅう」という名前は福井県と滋賀県両方にあり、それぞれ漢字が「遠敷」「小入谷」と違うのでどちらでもいいように、ということで平仮名の峠名になったようです。 

例年だと11月初旬が紅葉の見頃らしいのですが私が行った11月6日時点ではまだ青々としていました。内心がっかりしながら景色を眺めます 

峠のあとはただひたすら長いダウンヒルと思いきや、琵琶湖に近づくにつれ微妙なアップダウンが。
滋賀県側から上るとじんわりと殺されるのだろうな…と容易に想像することができました。

到着した頃はまだ真っ青な空だった琵琶湖でしたが、あまりもの美しさに30分ほどぼ~っと湖岸で佇んでいたらみるみるうちに空がピンクに変わっていき、まだ17時前というのに真っ暗になってしまいました。
急いでまだ本調子でないサイコンを頼りに帰宅。

 

今回のルート

★ 往路(熊川宿経由) 208km +1225m

きつい勾配はほぼ無しの楽な行き方です

★ 復路(おにゅう峠経由)230km +1920m

福井県側からおにゅう峠へは850mほど上りますが、想像していたほどひどい傾斜は無いです。むしろ滋賀県側から登るだらだらとした緩く長いアップダウンの方が、人によってはきついのでは?

この記事を書いた人: Trek

Our mission: we build only products we love, provide incredible hospitality to our customers, and change the world by getting more people on bikes.