ライド中、自動車と自分のスペースを十分に空けずに追い越されたことがある方もいるかもしれない。なぜ十分なスペースがないにもかかわらず追い越されたかの理由は様々あるが、Daytime Running Light、つまり日中用ライトを使えば、余裕を持って追い越してもらえるようになるかもしれない。
日中用ライトは日中に高い被視認性を発揮し、サイクリストが自動車ドライバーから最も効果的に視認される手段であることが研究からわかっている。しかし、すべてのライトは同じように作られていない。
ライダーを日夜問わず路上で目立たせるために、ボントレガーの全ての日中用ライトが専用のフォーカス、フラッシュ、レンジを備えている。
フォーカス(集中照射)
ボントレガーの日中用ライトはライトの光線、つまり照射範囲を広げる専用設計のレンズを搭載。市街地や開けた道路にも、さまざまな照射範囲を持たせたライトが用意されている。
フラッシュ(点滅)
明るさに強弱を付け、一定間隔の点滅パターンを採用し、ドライバーの注意を引きつける。
レンジ(範囲)
ボントレガーのどのライトも、被視認性を第三者機関によってテスト済み。中には日中でも2km先から視認できるモデルもある。
「このテールライトを使い始めてから、ドライバーがより配慮してくれるようになった。点灯していると、間隔をより空けて追い抜いてくれるんだ。」
–Trek-Segafredoのレーサーであり2019年UCI ロード世界チャンピオンのマッズ・ピーダスン
「日中点灯用ライトを使い始めてから、大きく変わった。ドライバーは僕をより早く視認して、安全な距離を 保つようになったんだ」。
–Trek-Segafredoのレーサー、キール・レイネン
ピーダスンとレイネンは、日中用ライトを使うと自動車は間隔をより空けて追い越してくれると感じている。
これは、ボントレガーのエンジニアが何度となく耳にしていたことである。さらにトレックのエンジニアは、追い越す際の間隔と日中用ライトとの関係をさらに理解し、数値化しようと試みた。
そこで、走行データを記録し、GPS システムと同期、さらに自動車が追い抜く間隔を測定する機器が積まれた小箱サイズのデバイスを作成した。このデバイスは写真も撮影し、追い抜く物体が実際に自動車であり、グループライドの他の仲間や反対車線を走る自動車ではないことをエンジニアが確認できるようにした。
これをライダーのハンドルバーに装着し、日々の通勤で大量のデータを取得。エンジニアはそれを用いて、ライダーの安全性をより高める製品作りに日々励んでいる。
日中用ライトについて詳しく学ぼう
この記事を書いた人: Trek
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