e-bike(eクロスバイク)って何?TREKのAllant+8とVerve+2はどう違う? 気になる2台を徹底比較

e-bike(eクロスバイク)って何?TREKのAllant+8とVerve+2はどう違う? 気になる2台を徹底比較

e-bikeとは

「e-bike(イーバイク)」とは、電動アシスト機能を搭載したスポーツバイクのこと。

ここ数年でヨーロッパを中心に爆発的に伸びている分野であり、クロスバイク、マウンテンバイクなど、種類は豊富。通勤・通学からサイクリングまで、幅広い用途に対応している。

一般車と何が違う?

e-bikeと一般車(いわゆる電動ママチャリ)の大きな違いは、スポーツバイクであるか否か。

スポーツバイクは軽量性、様々な路面やコースに対応したパーツ構成、長距離を速く快適に走れるなど、ママチャリよりも走行性能の高い自転車。そこに、長距離走行も可能なバッテリーや、パワーのある高性能なモーターを搭載したものがe-bikeだ。

e-bikeの用途

e-bikeには、用途や楽しみ方によって以下3種の自転車が存在する。

  • eロードバイク→軽量でスピードも速く、サイクリングを楽しむための自転車
  • eクロスバイク→通勤、買い物、軽いサイクリングなど日常生活での使用に特化
  • eマウンテンバイク→未舗装路での上り/下りを楽しむための自転車

本記事では、e-bikeの中のクロスバイク(通称:eクロスバイク)についての説明、及びTREKのe-bike「Allant+8(アラントプラス8)」と、「Verve+2(バーブプラス2)」について比較していく。

 

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通勤に

eクロスバイクは、走行性能や荷物の積載量などから通勤に向いている。

通勤ルートの坂道を楽々こなせるのはもちろん、高性能な電動アシストのおかげでペダルを目一杯踏み込む必要がないため、”汗をかきづらい”のも大きなメリットだろう。

また、デスクワークが主な仕事の方の場合、運動不足解消にもつながる。

上り坂であろうと向かい風であろうと、どんなに重い書類やパソコンを持っていようとも、eクロスバイクであれば満員電車を避けて、より快適な通勤が可能だ。

気になるのが仕事着の汚れだが、心配ご無用。フェンダーが泥はねを防ぎ、ラックに荷物を搭載すればバックパックによる背中の汗も回避できる。

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日常生活の足に

eクロスバイクは、買い物など日常生活での使用に適したバイクと言える。

日常生活に向いている理由は3つ。

  • モーター搭載により坂道が楽に上れる
  • 電動アシストのおかげで荷物の運搬も楽
  • ママチャリよりも疲れにくい

モーターのおかげで上り坂が楽になるのはもちろん、買い物帰りの荷物も苦にならない。

一般車よりも速く、快適に走ることが出来る。

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サイクリングに

スポーツバイクであるe-bikeは当然、サイクリングやスポーティーな走りに向いている。

パートナーやサイクリング仲間との脚力差や、起伏の激しいコースを走る際など、体力面の不安な要素はe-bikeがあれば解決できるだろう。

TREKのe-bikeを比較

TREKのeクロスバイク、「Allant+8」と「Verve+2」の2台を比較していく。

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Allant+8

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Verve+2

ドライブユニット

両者のユニットの違いは「トルク」である。

トルクとは、ペダル(正確にはクランク)を回転させる際に、軸にかかる力のこと。

Allant+8にはBoschの最上位ドライブユニットを搭載。「Bosch Performance CXモーター」は坂道でのゼロ発進の際などハイパワーが求められる場面で、より高いトルク(75Nm)を発揮できる。トルクの数値(Nm)が大きいほど、少ない踏み込みでパワフルに進むことを意味する。

Verve+2の「Bosch Active Line Plus モーター」のトルクは50Nm。そこまでパワーを重視しない方は、Verve+2を選ぶのも良いだろう。

また、e-bikeの性能において差が出るのが、バッテリー容量。

バッテリーの容量が大きいと、より長距離を走ることが可能だ。Allant+8は500Whのバッテリーに対して、Verve+2は300Wh。長距離通勤やサイクリングをしっかり楽しみたい方は500Whあると安心だ。

【トルク】
Allant+8:75Nm
Verve+2:50Nm

【航続可能距離】
Allant+8:160km
Verve+2:100km
※1回の充電かつEcoモードでの走行の場合

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Allant+8には最上位ドライブユニット「Bosch Performance CXモーター」を搭載

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Verve+2には「Bosch Active Line Plusモーター」を搭載

ギアの違い

Allant+8は10速、Verve+2は9速。

ギアの違いが1枚と言えども、スポーツバイクにおける変速数の差は大きい。加えて、ギアの歯数も性能に大きく影響してくる。

後ろのギアの最大歯数(一番軽いギア)は、Allant+8は「42t」に対してVerve+2が「36t」。”t”とは歯数を指し、”t”の数値が大きいほどより軽いギアを搭載しているという意味だ。

通常のロードバイクやクロスバイクより多い歯数と電動アシストによって、坂道で困ることはほぼ無いと言えるだろう。

【ギア比】
Allant+8:10速/歯数 11-42t
Verve+2:9速/歯数 11-36t

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Allnat+8は10速仕様

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Allnat+8は10速仕様

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Verve+2は9速仕様

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Verve+2は9速仕様

ホイール周り

ホイール周りでの違いは2点。「タイヤ」と「ホイールの固定方法」である。

TREKのe-bikeには、安定性と耐久性に優れた太めのタイヤが標準搭載、コーナーでも滑らない高いグリップ力を発揮する。

Allant+はマウンテンバイクの規格である2.4インチ。タイヤの空気量が多く、乗り心地も抜群だ。

Verve+のタイヤは45c(45mm)。最大で50cまで対応しており、安心感ある走りを実現する。

【タイヤ】
Allant+8:2.4インチ
Verve+2:45c

ホイールの固定方法の違いは、走りの質にも影響がある。

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Allant+は2.4インチタイヤを標準装備

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Allant+8はスルーアクスルを搭載

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Verve+2は45cタイヤを標準装備

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Verve+2はクイックリリースを搭載

見た目はどう違う?

両者の見た目での違いは「バッテリー」、「フレームの溶接」、「日中用ライト」だ。

Allant+は着脱式の一体型バッテリーを採用。スッキリとした見た目だけでなく、重心を下げることで優れた操作性を実現。また、専用設計のフェンダーと一体型のリアライトで、スマートな見た目となっている。

Allant+8は溶接痕が目立ちにくいように処理されており、細かい箇所まで手が込んでいる。

どちらも日中用ライトを搭載。昼間の被視認性も高いため、車の多い都市部でも存在感をアピールし、安心して走ることができる。

【重量】
Allant+8:22.75kg
Verve+2:23.55kg
※ともにLサイズでの重量

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Allant+8の一体型バッテリー

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Allnat+8は専用設計のフェンダーを標準装備

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Verve+2は外付けバッテリー

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スペック一覧

Allant+8

モーター:Bosch Performance CX
トルク:75Nm
ホイール固定方法:スルーアクスル(フロント)/クイックリリース(リア)
タイヤ幅:2.4インチ
変速段数:10段
重量:22.75kg(Lサイズ)
価格(税込み):473,000円

verve+2

モーター:Bosch Active Line Plus
トルク:50Nm
ホイール固定方法:クイックリリース
タイヤ幅:2.4インチ
変速段数:9段
重量:23.55kg(Lサイズ)
価格(税込み):295,900円

ワンランク上のライフスタイルを

日本ではいわゆる”ママチャリ”やクロスバイクが一般的だが、普段の通勤やサイクリングに高い性能や利便性を求めてe-bikeを選んでみるのも良いだろう。

まさに痒いところに手が届く存在。e-bikeと共に、ワンランク上の自転車ライフを過ごしてみてはいかがだろうか。

e-bikeとは

クイックでスムーズな走りのe-bikeを体感しよう。
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この記事を書いた人: Trek