【初心者向け】高さによって走りを大きく変える、ロードバイクホイールのリムハイトとは? リムハイトを学んで、愛車をアップグレードしよう

【初心者向け】高さによって走りを大きく変える、ロードバイクホイールのリムハイトとは? リムハイトを学んで、愛車をアップグレードしよう

走りを変えるホイールとリムハイト

愛車の走りを進化させたいなら、ホイールのアップグレードが効果的だ。ホイールを選ぶ際に気をつけたいのは、「軽ければ軽いほど良い」と単純には言えないこと。

本記事では、ホイールのキャラクターを決定づける「リムハイト」について詳しく解説。さらにその違いが走りに与える影響を深掘りしていく。最後に、充実のラインナップを誇るBontrager(ボントレガー)ホイールの中から、オススメのモデルもご紹介する。

リムハイトとは?

バイクホイールのスペック表で、「リムハイト」という項目を見かけたことはないだろうか。これはホイールの外周部にあるリム(輪っかの部分)の高さを指す。

具体的にはタイヤのビードを引っかけるフックの先端(タイヤを直接貼り付けるチューブラータイプの場合はタイヤの接着面の外側)から、リムの内側までの垂直方向の長さを表す。「リム高」と呼ぶこともある。

リムハイトが変わるとどうなる?

リムの高さが変わることによって、ホイールの乗り味が変わる。

リムハイトの高いホイールは、重量はややかさむものの、平坦が得意で高速巡航に優れる。ポイントは空気抵抗だ。

リムハイトが高いほどホイール周りの空気の流れが整い、空気抵抗の低減に繋がる。走行中に受ける抵抗のほとんどは空気抵抗だ。これが低減できれば、体力ロスを抑えつつより速く走ることができる。

では、リムハイトの低いホイールのメリットはなんだろうか。

リムハイトの低いホイールは軽量なため上りが得意で、加速性能にも優れている。横風の影響を受けにくいため、強風下でもバイクをコントロールしやすい。

リムハイトと走行性能の相関関係をまとめると、下記のようになる。

 

それぞれの特徴を踏まえた上で、自身のライドスタイルに合わせてリムハイトを選択しよう。

ホイールの3つのカテゴリー

ロードバイク用のホイールは、リムハイトによって大きく3つのカテゴリーに分けられる。

  • ローハイト:概ねリムハイト30mm以下のホイールを指す
  • セミディープ(ミドルハイト):30〜50mm前後のホイール
  • ディープリム:55mm以上のホイール

各カテゴリーの違いは次の通りだ。

ローハイト

リムハイト:おおむね30mm以下
空力性能:△
加速性能:◎
重量:◎
巡航性能:△
横風の影響の受けにくさ:◎
得意な地形・シチュエーション:上り、加減速が多いシーン

セミディープ(ミドルハイト)

リムハイト:35〜50mm前後
空力性能:◯
加速性能:◯
重量:◯
巡航性能:◯
横風の影響の受けにくさ:◯
得意な地形・シチュエーション:アップダウン、オールラウンドな状況、加速減速が多いシーン

ディープリム

リムハイト:おおむね55mm以上
空力性能:◎
加速性能:△
重量:△
巡航性能:◎
横風の影響の受けにくさ:△
得意な地形・シチュエーション:平坦、下り、加減速が少ないシーン、直線

ローハイトとディープリムのホイールは、正反対の性質を持っていることが分かる。

セミディープホイールは両者のメリットをバランスよく備え、幅広い地形やシチュエーションに対応できるバランスの良さが魅力と言える。初めてのホイール選びでリムハイトに悩んだ場合は、まずは守備範囲の広いセミディープホイールがオススメだ。

リムの材質によって重量が異なる

リムハイトの高さは当然重量に比例する。

しかし重量を考える時、忘れてはならないのが材質だ。

アルミに比べて、カーボンは軽い。故にカーボンホイールは、高リムハイト由来の優れた空力性能と、軽さ由来の加速性を併せ持つ、夢のようなプロダクトだ。

しかし高度な製造技術が求められるカーボンホイールは、アルミホイールに比べ総じて高価だ。また、カーボンは熱に弱い。そのためリムブレーキ仕様の場合、下りでの長時間ブレーキによる摩擦熱でリムが変形する危険性があるため、扱いには繊細さが求められる。アルミリムに比べて雨天時の制動力に劣る側面もある。とはいえ、現在主流になっているディスクブレーキであれば構造上熱によるリム変形の恐れはなく、雨天時でも安定した制動力が得られるため心配無用だ。

選択肢が豊富なBontragerホイール

Bontragerのホイールは、ハイエンドモデルから順に下記4つのグレードに分かれている。

  • RSL(旧XXX)
  • Pro
  • Elite
  • Comp(アルミリム)

「RSL」シリーズはTREK・Bontragerが誇る最高レベルのカーボン素材を、卓越した製造技術・OCLVで成形した「OCLVカーボンリム」を採用し、最高レベルのスポークやハブで組み上げたBontragerのフラッグシップシリーズだ。

かつて存在した「XXX」の後継シリーズで、軽量かつ高剛性のレース向けホイールが揃う。UCIワールドツアーチーム「Trek Segafredo(トレック・セガフレード)」に供給されているのはこのシリーズだ。世界のトッププロが使用するレース機材であり、その性能はお墨付き。

同じくカーボンリムの「Pro」「Elite」だが、リムのカーボングレードやスポーク、ハブの変更によってコストを抑え、より入手しやすい価格帯を実現している。

Compはアルミリムで、アップグレード初心者にも購入しやすいモデルとなっている。

Bontragerホイールを選ぶメリットは?

数多あるロードバイクのホイールブランド。その中からBontragerのホイールを選ぶメリットを見ていこう。

手厚い2つの保証制度

Bontragerのカーボンホイールを選ぶことで得られる最大のメリットは、最初のオーナーに対して生涯保証をはじめとする、手厚い保証が用意されていることだ。

カーボンリムホイールは高性能である反面、決して安い買い物ではない。また、突然の事故、転倒などによりホイールが破損する可能性もある。だからといって、レースやイベントなどで安心して使えないのでは意味がない。

そこでBontragerではカーボンホイールの全モデルで、「カーボンケア・ホイールプログラム」と「生涯保証」を用意している(最初に購入したオーナーのみ)。

カーボンケア・ホイールプログラム

購入日から2年以内に、走行中にBontragerのカーボンホイールを構造的に破損させてしまった場合、無償で交換または修理を受けられる保証制度。

生涯保証

購入日から2年経過後であっても、走行中にホイールを構造的に破損させてしまった場合に大幅な割引価格で組み替えや交換を受けられるシステム。これはBontragerカーボンホイールが標準装備されている完成車だけでなく、ホイール単体での購入者にも適用される。

保証に関する詳細はこちら

多くがチューブレスレディ対応

Bontragerのロードバイク用ホイールは、アルミリム・カーボンリムのモデルまで、ディスクブレーキ・リムブレーキ仕様ともに多くのモデルで「チューブレスレディ」に対応しているのも特徴だ。

通常ロードバイクのタイヤは、タイヤ内にチューブを入れるクリンチャー方式が一般的だ。対してチューブの代わりに空気圧でタイヤをホイールにはめるのが、チューブレス方式である。車やオートバイと同じ仕組みだ。

Dit heb je nodig om je

チューブレス方式は様々なメリットをもたらすものの、タイヤが固いため取り扱いが難しい。そこで登場したのが、チューブレスレディだ。シーラントと呼ばれる気密性を高める液体の使用を前提とすることで、柔らかいタイヤの使用を可能にした。

 

チューブレスレディ対応のホイール(リム)と専用のリムテープ、専用のバルブを組み合わせ、シーラントをタイヤの中に入れて使う。主なメリットは以下の通り。

  • クリンチャータイヤより低い空気圧に設定できて乗り心地がよくなる
  • チューブとタイヤの摩擦による走行抵抗がなくなり、走行中のパワーロスが減る(つまりラクに速く走れる)
  • シーラントがパンク修理剤を兼ねており、小さな穴が空く程度のパンクならシーラントが埋めてくれるので、パンク修理の頻度が減る

またチューブレスレディホイールは、バルブを外してインナーチューブを入れればクリンチャータイプとして使うこともできる。つまり、タイヤの選択肢が広がるのだ。

Bontrager グレード別おすすめホイール

Bontrager Paradigm Comp TLR Disc

Compグレード

Paradigm Comp TLR Disc Road Wheel

リムハイト21mmの軽量アルミリムを採用したチューブレスレディ対応のアルミクリンチャーホイール。作業性にも優れたセンターロック式ディスクブレーキ※1対応。

リム外幅23mm、内幅19.5mmで、近年ロードバイクでスタンダードとなりつつある25mm幅や28mm幅のワイドタイヤにジャストフィットする。チューブレスレディとして使う場合も付属のリムストリップとバルブを組み合わせ、対応のタイヤとシーラントを入れるだけ。

Stacked Lacing※2によりスポークを支える角度を広くとり、オフセットスポークベッドを採用し、左右のスポークテンションを均等に保つことで剛性と安定性を向上。低予算で走りを変えたい人におすすめ。

※1…専用工具を用いたリングでブレーキローターを固定する方法
※2…Bontrager独自のスポークの組み方の技術

【オススメポイント】

  • Bontragerでは唯一のローハイトのアルミリムホイール
  • お手ごろ価格で初めてのアップグレードにもオススメ

Bontrager Aeolus Elite 50 TLRDisc

Eliteグレード

Aeolus Elite 50 TLR Disc Road Wheel

上位モデルと同様の優れた空力性能をもたらす50mmハイトのフルカーボンリムを採用しながら、前後ペアで13万円台という手の届きやすい価格を実現。価格に対するパフォーマンスの高さが光るディスクブレーキ用カーボンホイール。

リムハイトが50mmになると、ノーマルホイールに比べて空力性能が飛躍的にアップするだけでなく、見た目の印象がガラッと変わって迫力も増す。

チューブレスレディ対応で、リムストリップとチューブレスレディ用バルブも付属する。空力性能に優れたホイールをお値打ちに手に入れたいサイクリストにおすすめ。

【オススメポイント】

  • 上位モデルのテクノロジーを継承しつつ価格を抑えたモデル
  • 高い空力性能
  • 見た目の迫力も満点
  • コストパフォーマンス抜群

Aeolus Elite 50製品ページはこちら

そのほかのEliteグレードのホイール:
Elite 35mmの詳細はこちら

Aeolus Elite 35 TLR

Aeolus Pro 37 TLR Disc

Proグレード

Aeolus Pro 37 TLR Disc Road Wheel

フラッグシップモデルのRSLグレードから価格を抑えた、ミドルグレードのAeolus Pro 37 TLR Disc Road Wheelは万能な37mmのリムハイト。

DT Swiss製のハブ、軽くて安定性に優れたOCLV Proカーボンのリムを搭載。コストパフォーマンスに優れた万能ホイールであり、シリアスレーサーはもちろん、ホビーサイクリストにも最適。

Aeolus Pro 37mmの製品ページはこちら

そのほかのProグレードホイール:
51mmの詳細はこちら

Aeolus Pro 51 TLR Disc Road Wheel

Bontrager Aeolus RSL37 TLR Disc

RSLグレード

Aeolus RSL 37 TLR Disc Road Wheel

最上位グレードのOCLVカーボンで作られた、リムハイト37mmの超軽量カーボンリムホイール。UCIワールドツアーチーム「TREK Segafredo」でも使用されている。センターロック式ディスクブレーキ対応。

チューブレスレディ対応のクリンチャーモデルとチューブラーモデルを展開。チューブレスレディ仕様で前後ペア1325g(チューブラー仕様は前後ペア1250g)という圧倒的な軽さを誇り、優れた空力性能も兼ね備え、横風によるハンドリングへの影響も最小限にとどめている。

ヒルクライム、クリテリウム、ロードレースなど、あらゆるレースで速さと優れた安定性を発揮。レースで最高の成績を収めたいサイクリストにおすすめ。

【オススメポイント】

  • Trek Segafradeの選手たちも使うBontragerの最軽量、最上位のレーシングホイール
  • ヒルクライム、ロードレース、クリテリウムなど、あらゆるシチュエーションで力を発揮

Aeolus RSL37mm製品ページはこちら

そのほかのRSLグレードホイール:
51mmの詳細はこちら
62mmの詳細はこちら
75mmの詳細はこちら

RSL 51mm

RSL62mm

RSL75mm

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この記事を書いた人: Trek