チャック・へレラは、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるGood People Coffee Co.の共同経営者。多くの経営者同様、彼もまた多忙な毎日を送る。
しかし、車は細かい移動に不向きだ。渋滞はいつも時間を奪い、エンジンをかけるたび環境への影響が気になってしまう。
彼は車に代わる効率的で持続可能な移動手段を探していた。そこでトレックは、ある契約を持ちかけた:30日間、移動を車から自転車に代えるならーー新車のe-bikeを贈りましょう、と。
チャックはかつてサイクリストだったが、ビジネスに集中するために自転車からはしばらく遠ざかっていた。多少の不安はあったものの、彼はこの話に乗ることにした。
彼は車の鍵を封筒に入れてトレック本社に郵送し、e-bikeの世界に飛び込むこととなった。
さて、どうなることやら。
初日はどんな気分だった?
ワクワクしてたよ!e-bikeを乗りこなせるか不安だったけど、とても簡単だった。操作自体は簡単だったけど、サイクリングには高い集中力が必要だったことを思い出したよ。ライド中は周囲に気を配らなくてはならない。車の運転より操作が多くて、常に意識して判断しなければならないんだ。サイクリングをしていた若い頃には気付いてなかったし、理解もしてなかった。
若い頃はどれくらい乗ってたの?
当時はロードバイクばかり乗っていた。店がオープンしてからは忙しくて、走る時間がなくなった。でも、久しぶりに乗ってみてとても楽しかったよ。サイクリングをまたやってみようと思った。e-bikeは、身体的健康に留まらない大きな魅力とメリットがあると感じた。
e-bikeで驚いたことは?
速さだよ!街をただ走っているだけでも感じた。走行中、速度が落ちないんだ。それに、ここまでスムーズに走れるとは思わなかった。ロードバイクのように速くて反応もいい。段差は気にならないし、コーナーではスムーズにサッと曲がれるから、4輪操舵の高級車に乗っているみたいだった。バイクとすぐに一体になれる感じが最高だね。
このチャレンジを受けたときの家族、友達、同僚の反応は?
みんな喜んでいたし、e-bikeは注目の的だったよ。数人の同僚がサイクリングを再開して、バイクで移動する人も増えた。週末にどこへ走りに行こうかってしょっちゅう話題にのぼるよ。店にはバイクを停められる大きなテラスがあって、おかげで店に人が立ち寄りやすくなっていると思う。
クルマがなくて困った?
まったく困らないね。クルマからe-bikeに代えると行動範囲が狭まるんじゃないかと思うかもしれないけど、僕の場合は逆に広がった。ロングライドしたり、美容院やビーチに行ったり、食事に出かけたり。バイクに乗る方が効率がいいと思う。そして、地球に影響を与えない移動手段だと思えば、気分がよくなる。
30日経って、今後の予定は?
e-bikeをもう数台導入して、お客様への配達を始めたいんだ!僕らは結びつきの強いコミュニティーにいて、海までは5kmほど、隣町までは半径2km圏内。それくらいの距離、e-bikeなら楽勝だよね。評判のいい店頭の体験をそっくりそのまま、しかもバイクに乗って届けたい。ここで働く1人がe-bikeに乗って自宅まで配達しに来たら、ステキだと思わない?
この記事を書いた人: Trek
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