こんにちは! TREK Bicycle 甲府、望月です。
わたくしごとですが、一昨年の年末に引っ越しまして。それが以前よりも山のそばなのです。
家を出るとすぐに坂があり、ずーっとヒルクライムできるバイクが欲しかったんです。
グラベルロードのCheckpoint SLRでも全然登れますし、いいんですけどね。でも久々にピュアロードに乗りたいなあ、と。
それで、ついに買いました。ロードバイクを買うのは、じつに8年ぶり!
■Émonda ALR 5 ¥318,890(税込)
カラー: Slate Prismatic/Black Prismatic Fade
どん! Émonda ALR 5(エモンダ エーエルアール ファイブ) 2024モデルです。
わたくし、初めて買ったロードバイクが、シマノ105組のアルミロードバイク2008年モデルなんです。
それから早15年……。ここは原点に立ち返って105のアルミロードを買おう!と思い立ち、Émonda ALR 5に決めました。
カーボンであるSLやSLRも検討に検討を重ねたのですが……予算の兼ね合い&妻の視線もあり笑。
ちなみにボトルケージやサイクルコンピューター、ライトは付けましたが、パーツ類はまだ一切カスタムしていません。
Émonda ALR 5の特徴をチェック!!
まずルックスから。
遠目からだと地味なグレーとブラックのバイクですが、近づくとそのキラキラ美麗なフレームカラーに惹かれること間違いなし。
ニジマスのようなキラキラ具合がお気に入り。
ロゴも見る角度でキラキラ光るホログラムカラーです。
アルミロードに見えない美しい溶接跡。美しい……。パッと見、カーボンバイクです。
ハンドルはボントレガーcompロードハンドルバー
最近の流行りで微妙にフレアしており、下ハンドルのほうが広いです。
スプリントしたときにさらに力を入れやすくなっています。まあスプリントする機会は私はないですが笑
ロードサドルにしてはクッション多めで座り心地のいい万能サドルです。
わたしはグラベルロードのCheckpointやMTBのMarlinにもこのサドルを使っていて、大のお気に入り。
ホイールは完成車用のアルミホイール、パラダイムSL。
タイヤはボントレガーR1ロードタイヤの28c。
最初から28cと太めで、乗り心地と転がりを両立しています。
コンポーネントはシマノ105機械式。
2023年に発売された新型の12速を採用しています。STIレバーが少し小さく握りやすくなりました。
フロントチェーンリングは50-34、スプロケットは11-34。
最初から最小ギア比1となっております。わたしのような貧脚に優しい!笑
ちなみにスプロケットは11-36にも対応。というか、105にはその2つしか選択肢がないのです。
28Tで 乙女ギア とか言われていた時代からは考えられませんね笑
ブレーキも新型の油圧ディスクブレーキ。
軽く握るだけでキュッと止まれます。下りでとても安心。
また、クリアランスが以前より10%増したのでローターと当たって音鳴りする!なんてことがほぼありません。
【インプレッション】実際に乗ってみて……
走り出してすぐに軽っ!! はやっ!!と感じました。
そして乗り心地は硬い笑。でも不快な硬さではない。踏めばすぐに反応し、心地よい硬さでキビキビ走る。
ああ、アルミロードってこんなだったなあ、と思い出しましたよ。
そして、さすがÉmonda。ハンドリングはクイック。ヒラヒラととても軽快です。
重量は完成車状態のままで、実測9.15kg(ペダルなし)。そこそこ重いのに、軽快に感じる。
ふだんドシッとした乗り味のグラベルロードに乗っているから、というのもあります。
加速は少し重く感じますが、これは私が普段カーボンホイールを使っているから。
いったんトップスピードにもっていけば巡航は楽です。タイヤの転がりもいい。
地味に自分のサイズに合ったÉmondaをしっかり乗りましたが……なじむ!実に!なじむぞ! と、スイスイ進みます。
いままで試乗車はだいたい52サイズでしたからね〜。
Émondaはダンシングが気持ちいいバイクです。それはアルミでも同じ。
坂がしんどいことはしんどいのですが、それでもなんだか楽しいんですよね、このバイク。
それにしても、完成車状態で本当によく走るバイクです。
ノーマルでこれか……カスタムしたらどれだけ気持ちよく走るんだ?と期待が膨らみます。
Émonda ALRはタイヤもそこまで太くできませんし、キャリアなども付きません。
ただ、ロードバイクとして純粋に走る爽快感を存分に味わいたいならオススメのバイクです!
ヒルクライムでもロングライドでもレースでもバリバリ活躍してくれるでしょう。
久々に乗るピュアロードバイク、楽しい。
今後カスタムするとしたら……?
最優先でタイヤですね。
ふだん40cあたりに乗っていると乗り心地の悪さが目立ちます。
タイヤをより軽いものでチューブレスにすれば、乗り心地と加速力の向上が期待できます。
ホイールも変えればさらに劇的に変化するでしょう。
コンポーネントは12速機械式で何の不満もありません。
リアがぬるぬる変速しすぎて、変速したぜ!感が逆に薄いぐらい笑
Di2に変えるとしても一番最後ですね。
あとはハンドル、シートポスト、サドルをカーボンのものに変えればより乗り心地も変わっていくはず。
今後ちょこちょこと少しずつカスタムして、実際に効果を体感して記事にまとめていきます!
Émonda ALR 5は赤いフェードカラーもあります
こちらのCrimson to Dark Carmine Fadeカラーも甲府店で展示中です。
私が記事を書きました!
甲府店ストアマネージャー 望月利憲
この記事を書いた人: Trek
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