【名古屋星が丘テラス】Domane AL 4 と台湾一周の旅 後編

【名古屋星が丘テラス】Domane AL 4 と台湾一周の旅 後編

こんにちは、名古屋店の羽田です。先日、新しく家族の一員となったDomane AL 4 のAdrian と共に台湾一周7日間の旅をしてきました!

前編に続いて後編をお送りします!

【Domane AL 4と台湾一周の旅】前編はこちら

Meet my new buddy Adrian, TREK Domane AL 4 (Gen 4)

5日目 台東~新城 (183.7km, +1223m)

 

Strava:5日目はこちら

 

台東を出発し、暫く似たような景色の海岸線を眺めながらこの日は新城をめざします。真っ青な空の色のせいもあるのでしょう、北回帰線の辺りは宮古島のような美しいビーチタウンを彷彿とさせます。

お勧め観光スポット

 

1)八仙堂遺跡

台湾の国家一級遺跡に指定されている海蝕洞窟で、その景観のすばらしさはもちろんのこと、中に入るととにかく圧倒される存在感です。

 

2)北回帰線のマーク

正直これ自体はこれって言うことのない建物ですが、やはり来た以上は写真を撮らないと…

 

6日目 東澳~台北 (153km, +?)

 

Strava:6日目はこちら

この日は朝から一日中の雨。北部は雨が多いと聞いていたので覚悟はしていましたが、60km地点から本格的に雨が降り出し、一番楽しみにしていた九份に行く頃にはバケツをひっくりかえしたような大雨!なんと、あの有名な赤提灯が深い霧と雨しぶきによって見れなかったんです(涙)!!!(かわりに雨合羽を着た観光客の姿だけはたくさん見ましたが…)

 

おまけにうっかり用意していたビニールカバーをサイコンにかけるのを忘れて走っていたら九份を下ったところで完全にいかれてしまい、台北までの後半30キロほどが記録できていませんでした(涙)。ま、今度は太魯閣を含めた山岳コースを走りに来いと台湾が言っているのね、ということで近々再チャレンジでもしようかと思います。

 

お勧め観光スポット

 

1)東澳湾の景色

危険区間とされている花蓮~宜蘭で見られるこのような美しい海岸線。東澳駅で降りればこのような景色が安全に見ることができます。少し坂を登りますが、絶対にここは外せません!

 

2)大福観景台 (濱海北線自行車道) ※自行車=自転車

最近できたばかりの休息スポット。周りに何があるという訳ではないのですが、目の前には15キロにもわたるビーチが広がり、ちょっとしたリゾート気分が味わえます。

 

3)九份とその手前の牡丹老街

言わずと知れた、台北からも近い有名な観光地の九份。千と千尋の神隠しのモデルともなった赤提灯の景色を楽しみにしていたのですが、この時はバケツをひっくり返したような大雨で赤い光すらあまり見ることがず…久々にした命がけのダウンヒルはGoProを頼りにしていたのですが(撮れておらず…)。という事で上の写真はまだ小降りだった牡丹老街です。

 

牡丹の方が静かでチャーミングな雰囲気の街並みなので個人的にはこちらの方がツボにハマりましたが、この日は異常な日で、気温も一気に一桁台にまで下がり、寒さとの闘いでもありました。天候が移りげなこの地方を通過する時は寒さをシャットアウトするレインジャケットを持っていないと危険です。

 

台湾の道路事情

日本と比べ物にならないほど整備されており、上のようなサイクリングロードも数えきれないほどあります。また交通ルールを全く知らなくとも、道路に「二輪車はここね」みたいな大きな印があるので、高速道路の入り口のような場所でも迷いません。

 

またスクーターに関してですが、確かに台北などの都市になれば一気にスクーターの数が多くなり、それと一緒に走る恐怖を覚える方もいらっしゃるかもしれません。が、スクーターも同じ二輪車!慣れてしまえば全然怖くないですよ。

 

ただしマスクだけは、絶対に着用しないと肺をやられます。うっかり初日はマスク無しで走ってしまったのですが、食道が焼けるような痛みを感じ、「あ~、このまま行ったら肺がんになるわ」と思い、それ以降は田舎道以外はマスクを着用していました。

 

電車と自転車の関係

 

これも、日本と比べ物にならないほど良好です。大人料金の半分を払えば自転車をそのまま車内に積み込めるので、本当に最高です!ただし台北市内を走る空港線全てと台北駅など一部区間は自転車をそのまま持ち込むことができないため、輪行袋に入れる必要があります。

花漣~宜蘭は危険なため電車を使うように推奨されているので私も電車を使いました。(安全性よりも実は雨の心配が…)。ただし使ったのは花漣より数駅の新城駅から宜蘭手前の東澳駅区間です。その方が危険個所で見られるような絶景が安全に楽しめますよ!

台北市内における自転車の扱いに関してはこちら 

 

台湾のトイレ事情

これに関しては様々な事前情報を得ていたのである程度覚悟はしておりましたが、実際に体験するとかなりショッキングです。このようなかわいい感じの公園のお手洗いも、中を開けると

OHMY GOSH !!!

一見水洗トイレでも紙は流せなくて、隣においてあるバケツに捨てます。ただ、コンビニなどではトイレの貸し出しをしない所が多いと書かれているブログが多いですが、実際は日本と同じレベルじゃないかな?と思いました。またちゃんとしたホテル等では普通に流せる所もあるので、何故こんな経済的にも豊かな国が???と本当に不思議です。

とにかく、ティッシュは持ち歩かないと地獄を見る国であることには間違いありません。

 

野犬について

 

色々と下調べをしていたら、「台湾には野犬が多い」との情報を見つけ、その後、犬に追いかけられた話や狂犬病の話などが出てきて恐怖を覚えていたのですが、確かに、台湾では多くの野犬を見かけました。でも彼らはとてもおとなしく、こちらから挑まない限りは決して向かってこないです。

唯一、台湾旅行中に犬に追いかけられたことがあったのですが、それは2日目に私有道に迷い込んでしまった時、首輪だけして放し飼いにされていた使命感の強い飼い犬からでした。それも、「きゃ~!!!」と甲高い声を出して逃げたらそれ以上追っては来なかったので、女性一人旅でも犬の心配は必要ないと思います。

 

環島について思ったこと

 

950km前後、と距離は確かにあります。でも環島ルート1のコース通りに行けば整備された走りやすい道路なので、初心者の方でも問題なく走り切れると思います。登り坂に関しても、日本国内の普通の峠の方がきつく感じるくらいなので、もし強度を上げるとするなら、二日目に少しの間ご一緒させていただいたMadone乗りの方のように34日で走りきる、とか太魯閣を含める、などしてもいいと思います。とにかく、色々な楽しみ方ができる台湾の自転車旅。ハマらない訳がないと思います!

もっと色々と画像や動画をご覧になりたい方は、私のインスタを覗いていただければハイライトにのせておりますのでお気軽にどうぞ。

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Doamane AL 4 と台湾一周の旅2本立てでお送りしました!最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は、今回の旅用にいろいろと改造を加えたDomane AL 4 をご紹介しようと思います。どうぞお楽しみに!

 

使用したバイクはこちら

Domane AL 4 Gen 4

カラー:Viper Red

車体価格:¥252,890-(税込)

詳細はこちら▷

この記事を書いた人: Trek

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