天気だけはだれにも分からない。予定していたライドの日、雨に振られる日もある。日本では梅雨の時期、1週間ずっと雨が降ることもある。さらに、アムステルダム、ブリュッセル、コペンハーゲンといった海外の都市は、西半球最大級のバイク移動率を誇っているが、同時に悪天候も多い。では、現地の人々はどう対処しているのか? そこで実際に足を運び、調査をした。
事前準備が全て
雨の日にできる最善策は、いくつかウエアを用意しておくこと。デンマークの霧雨の中を2時間走り続けると、それらがどんなものかが見えてきた。
- レインジャケット
体をドライに保てば、快適に過ごすことができる。Velocis Stormshell サイクリングジャケットは、スポーツバイク特有の前傾姿勢で体の広範囲を覆う長めの袖やドロップテールが素晴らしかった。
- グローブ
雨の日は、ハンドルバーをしっかり握れることが大切で、グローブがあれば指を暖め、素早く動かすことができる。これらのグローブは、手をドライに保ち、指を動かしやすかった。
- シューズカバー
サイクリングシューズを持っていない? 一般的なサイクリングシューズカバーは、伸縮性が十分で、作業靴やスニーカーの上に被せることができる。ハイカットやブーツを履き、ドライに保ちたいなら、いつもより1、2サイズ上のシューズカバーを選ぶようにするといい。
オフィスに着替えを用意しておこう
Mad Menという60年代を舞台にしたテレビドラマでは、主人公がパーティー後に、オフィスの引き出しを開けて着替えのシャツを取り出すシーンが出てくる。これと同じようにもしもの着替えを備えておけば、バイクで通勤する際に大いに助かるだろう。オフィスに着替えを置いておくことも、バイク通勤の秘訣だ。
フェンダーを取り付けよう
バイクで通勤する人が多い都市では、ほぼ全てのバイクにフェンダーが装着されており、それが雨の日でもシンプルに効果がある。比較的低コストでアップグレードできるのも魅力的で人気の1つ。
これで準備はバッチリ。天気予報が雨だからと言ってライドを諦めずにしっかり準備をして出かけよう!
この記事を書いた人: Trek
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