みなさま、こんにちは、TREK Bicycle 神戸須磨店の房野です。
最近ロードバイクに乗る機会が多く、前回の淡路島編から時間がたたず、大山編になります。
淡路島編はこちらから↓↓
【須磨】集団走行初心者房野、アワイチへゆく
大山サイクリングという名の”大山ヒルクライム”に行ってきました。 大山は鳥取にある山です。
コース全長は95キロ、獲得標高は2300越え!
実は去年も挑戦していたのですが、66キロでギブアップだったので今年こそはと思い、ちま号にRSL51のカーボンホイールをつけて挑んできました。
総勢50名ほどが参加しており、速い方からAチーム、Bチーム~Eチームと個人の判断で5チームに分かれました。
皆がわちゃわちゃしている中、房野はそっと、後ろの場所へ向かいました。
完走できたら奇跡レベルな子だもんね!といった心持ちでした。
綺麗と思いつつ、今からあれを登るのかと複雑な心持ちの房野。
「ではAチームから行きましょうかね!」
そんな声とともにスタートしました。最初は20キロほどの下り坂。
Raphaの手袋を落として以来、手袋なんてつけてたまるか!と思っていたのですが、汗で手が滑る~となりました。
手袋は大事ですね。ほんと。風が強くて飛ばされそうになりました。
下ったら10キロほど平地が続きました。
まずここで思ったこと、「平地の巡行速度がすごい!カーボンホイールすごい!」
一度漕ぎだしたときのスピード感がずっと変わらない!軽い!
淡路島ライドではR4のタイヤに感動した房野でしたが、カーボンホイールはケタ違いでした。
漕げばこぐほど進む!すごい!と感動しながら走っていました。
そして、ゆるゆると坂が始まりました。 下りの力で坂道がすいすいいける!
力を入れずとも、もはや平地を走っているかのように楽な力で、ゆったりとした坂を上っていき、展望台の近くで休憩になりました。
ちなみに房野はこの時、余裕でした。
この先にあるジンギスカン屋さんまで少しきつい坂があるよーと言われビビりまくっていた房野でしたが、そういえば去年はそこは乗り越えていたんだと思い、頑張りました。
きつかったですが去年よりは足がすいすい動き、調子に乗っていました。 この時点で60キロくらいでした。 ここで昼食タイム。
父に「お昼ご飯以降の30キロが一番きついよ!」と脅され、よくよく考えたら去年離脱したのは、66キロのところってことは……と思いつつお弁当を無心で頬張っていました。
余談ですが、このお弁当分のカロリーは消費しているんだもんなあ、もっと食べなきゃとどら焼きや甘いものを食べまくっており、運動を振りかざして好き勝手に頬張った結果、大変な運動をしているにもかかわらず、目に見えて脂肪がつきました。
どんなにこの時食べたのだろうかとこのブログを書きながら反省しています。
そしてついにお昼ご飯が終わり難関ゾーンに!
少し下ったところに駐車場があるのでそこで集合写真を撮ろう!ということになったのですが……パンクしました。
皆さんが楽しく下っている中、下を向きつつ自転車を押して歩いて向かいました。 急いでパンク修理します。
そして最難関登りが始まりました。
房野は基本的に「私はアワイチを成し遂げた」「私はRSLのホイールを履いている」
の二本立てモチベーションで頑張っていました。
登りながら、「RSLホイールRSLホイール」とブツブツ言っていました。
そして、ラスト6キロ時点。房野はグループからいなくなりました。
皆についていけている!ついていけている!ヒューと思っていた房野。
しかし、グループを引っ張ってくださっていたスタッフの方が「ようやく足が温まってきた。軽くなってきたぜい」と隣の人に言っており、その時は「ほん」と思っていただけだったのですが、グループのスピードが全く落ちなくなりました。
下りで追いつけるかなと思っていたのですが、下りが全くない。つづらが終わったと思ってもまたつづら。あいにく水分も切らしており(自分が悪いのですが)、「み、みず……」と干からびかけた何かしらの物体になっていました。「アワイチ走った」が何の効力も持たない言葉になっていました。
次のつづらで終わりじゃなかったら房野は終わる!と思った瞬間、先の方にサポートカーが見えました。
自分の足とは思えないものを漕ぎ続け、何とかたどり着きました。
手前の芝生に倒れこみ、「す、水分が足りない!」と叫び、右足のビンディングを優しいどなたかに外してもらい、手のかかる子と化していました。
お水を飲んだ瞬間、涙が出、なんでこんなことしているんだろうと思いました。
「あと5キロだから頑張れ」と言われ「やだやだ」とわめきつつ、何とか先に進むことになりました。
本当にしんどかったため、このあたりの写真は一切ございません。ご了承ください。
スタッフの方が「こっから自分のペースで上がろう。本当にしんどいから」と仏的とも悪魔的ともとれる言葉を皆に投げかけ、私はすっと後ろに行きました。
「私はすごい、すごいんだ」と口に出しつつひたすら上がりました。足がつりかけたので降りてゼイゼイ言っていたら、もう一つ先のつづらにも止まっている人がおり、そうだよなと思いました。
しかし、私はどんな状態でもさすがRSLホイール。坂道の間の少しの平坦でもスピードを出してくれるので何とか坂道を登り切れました。
「あと少しだよ!」そんな声ともにゴールをしました。
全長95キロ。獲得標高2300。
通常のホイールだと完走していなかったと思います。
本当にカーボンホイールはすごい!!!
今回感じたこと
何度も言うように本当にカーボンホイールはすごい! 見たことのないスピードが平地で出ましたし、坂道も軽い!!!
フレームを変えるとなると大変ですが、ホイールはまだ変えやすいものだと思います。
まだ、カーボンホイールを使ったことない方ぜひ挑戦してみてください。 ホイールを変えるだけでモチベーションが変わります!
また、足に自信がある方、大山に挑戦されたことない方、大山は景色がとても綺麗ですし、空気もきれいです。
ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
以上、房野、カーボンホイールで大山に挑むでした。
この記事を書いた人: Trek
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